iPhoneで電子書籍を始めるとき、どんな基準でサービスを選びますか?
私は『サービス継続の安定性』を重視して、Amazonの「Kindle」を選びましたが、安易に決めたせいで、後々後悔することになってしまいました。「Kindle」のアプリ内で電子書籍が購入できないのが不便で不便で…。
これから紙の本から電子書籍にするぞ!という人は、安易にサービスを決めず、ぜひ一度この記事を読んでから決めてください。
結果から言うと「どんなジャンルの本を読むかによって、ちゃんとサービスを決めたほうがいい」です。
ちなみに私はアプリの使い勝手、読みやすさ、お得さから「eBookJapan」に決めました。この記事ではその「eBookJapan」に決めた理由を紹介します。
こんな人におすすめの記事
- 電子書籍サービスをこれから使い始める
- どの電子書籍サービスを使おうか迷っている
- 電子書籍でマンガを読みたい
Contents
Kindleを安易に選んで失敗だった理由
Kindleを選んで失敗と言いましたが、決してKindleは悪いサービスではありません。むしろ電子書籍サービスの中でも最も正解に近いサービスです。
失敗したのは、安易にKindleのみに統一した事です。
Kindleの良いところは、扱っている書籍のラインナップが他のサービスに比べて圧倒的に多いこと。特に他のサービスが弱い専門書系はKindleになかったら、他のサービスでは諦めるレベル。(とは言っても、私レベルだと欲しい本がKindleでなかったことなんて殆どありませんが)
逆にKindleの欠点としては、Kindleアプリの使いづらさ、セールのわかりづらさです。
他のサービスですとセール一覧ページが作られていて、どんなセールがあるか一目瞭然なのですが、Kindleはセールページが見つけづらい、一覧は見ずらい、そもそもセールページが作られていないなど、お得に買えるチャンスを逃しやすいのです。
漫画の新刊などは電子書籍のマンガを扱っている大概のサービスで買えますので、あえてマンガをKindleで買わなくてもいいんです。
Kindleを使い始めるときは、「電子書籍サービスは一本に絞ったほうが使いやすい」と思っていました。しかし複数のサービスを使った方が使いやすく管理しやすいことに気がついたので、私はジャンルごとにサービスを使い分けることにしました。
Kindleでしか買いづらい専門書などはKindleで買って、マンガはアプリが使いやすく、セールも見やすくお得に買いやすい他のサービスの方が良いです。
更に詳しいことを知りたい方は、下記記事をご覧ください。
-
参考電子書籍のサービスは適当に選んだらダメ!安易にKindleを選んで後悔した理由
「これから電子書籍で本を買っていこう」と思っている方に是非とも知っていただきたいのは「電子書籍のサービスは適当に選んだらダメ!」ということです。 ここ数年で多くの電子書籍サービスが立ち上がり、どこのサ ...
続きを見る
マンガを読むのに「eBookJapan」を選んだ5つの理由
さて、そんなKindleに不満を持っていた私は、いくつかアプリを使ってみることにしました。各サービスで電子書籍を購入しないと、使い勝手がよくわからないので、それぞれのアプリで少しずつ電子書籍を購入しました。正直、あちこちのアプリで購入するのは管理がしづらくなってしまうので、非常に嫌でした。しかし「今後一番良いサービスを使いたい!」という気持ちから、初期投資として大手サービスとなる「Book☆WALKER」「eBookJapan」「まんが王国」「楽天kobo」「コミックシーモア」「BookLive」「DMMブックス」の8サービスを使ってみました。
結論から言うと、私は「eBookJapan」を今後使っていくことに決めました。その決め手となった理由を5つ紹介します。
理由1 ブラウザを開かず、アプリの中で本を直接購入できる
マンガを読んでいて、次の巻を持っていない場合に、すぐに次の巻を読みたいですよね。ただ、iPhoneやiPadだと、アプリ内で電子書籍を購入ができないアプリがほとんどなんです。Kindleや楽天koboなど大きな電子書籍サービスですら別途ブラウザを開いて購入し、再度アプリで読むという形になります。
漫画に夢中になっている時に、早く次の巻を読みたいのに、いちいちブラウザを立ち上げて買って、アプリで再読込して…というのは、正直かーなーり面倒に感じます。
私が使った電子書籍アプリの中では「eBookJapan」と「BOOK☆WALKER」だけがアプリ内での購入が可能でした(「eBookJapan」は前払いでコインを購入する必要があります)。
続刊を買い足すことの多いマンガは、この時点で2つのアプリに絞られたと思って良いです。
理由2 家族・友人に見せたくない本を非表示(ロック)できる
家族や友人に端末を貸して本を読んでもらうなんてこともあるでしょう。そんな時に「この本は読ませたくないな」「購入履歴を見られたくないな」なんて思う作品もあると思います。
アプリ内で、他人に見せたくない本を非表示にする機能があります。例えば「進撃の巨人はまだ子供には見せたくないな」と思えば、子供に渡す前に「進撃の巨人」を非表示にできます。
これはほとんどの電子書籍アプリでできましたが、できなかったのが「Kindle」。専用端末の「Kindle Paperwhite」では、表示する端末を選ぶことができるのですが、なぜかiPhoneアプリの中ではできません…。
理由3 読み終わったら既読の場所がリセットされる
電子書籍の良いところとして、前回読んでいた場所を記憶してくれて、続きをすぐに表示してくれる機能があります。それですと、読み終わったマンガをもう一度読もうと思って開くと、一番最後のページが開いてしまいます。次の巻に進む度に、一番先頭のページにジャンプして…なんて面倒くさいですよね。
アプリによっては最後まで読むと、既読のページをリセットしてくれる機能があります。これは「楽天kobo」「eBookJapan」「BOOK☆WALKER」「BookLive!」など対応しているアプリは多くありました。
できなかったのが「Kindle」と「DMMブックス」。特に「Kindle」専用端末の「Kindle PaperWhite」は端末の反応速度がよろしくないので、先頭に戻るだけでも数秒かかってしまいます。使い方になれてないと、どこから先頭に戻るのかも分かりづらいです。
理由4 本を背表紙で並べられる
私が「eBookJapan」を選んだ、最大の理由になります。購入した本の一覧を、本棚に並べているように背表紙で表示することが可能です。
この機能を持っているのは「eBookJapan」だけでした。本棚のように背表紙で書籍を並べたい人は「eBookJapan」一択ということになりますね。
ちなみにですが、ちゃんとした背表紙が設定されていないマンガもあり、それは購入前に確認できないところが不満点です。私はHUNTER×HUNTERのカラー版を購入しましたが、背表紙は下記のような感じです。モノクロ版だと紙の本と同じのが設定されているようなので、買い直したいレベルながっかりポイントでした。カラー版が全てこのような背表紙ではないようですが、注意が必要です。正直、買い直したい…。
理由5 PayPayでお得に買える(Softbank/Ymobileユーザーは更にお得!
「eBookJapan」はYahoo!系列の会社が運営しているので、PayPayを利用するとお得に購入することができます。特に「PayPay祭」には最大21% 還元なんてこともあります。さらにSoftbankやYmobileユーザーだと最大45%還元なんてこともありました。これだけ還元率が高いとなると、Softbank/YmobileユーザーはeBookJapan一択です。
ちなみに私のメイン回線は楽天モバイルですが、 1年間の無料期間が終わったら、速攻Ymobileに乗り換えるつもりです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。私がマンガを電子書籍で買うのを「eBookJapan」にした理由を紹介しました。
まとめとしてはマンガを電子書籍で購入するなら「eBookJapan」一択。理由としては
- アプリが使いやすい
- 背表紙で本棚に並べられる
- PayPayでお得に買える
という感じでした。
ただ、「eBookJapan」が絶対いい!コレ以外はだめ!と言う訳ではありません。他のサービスにも沢山良いところがあります。あくまでも私が使った感想と結果になりますので、電子書籍を始める際の参考にしていただければ幸いです。
ちなみに「eBookJapan」は初回購入で50%OFFチケットが6枚もらえ、最大3,000円お得に購入できます。
「eBookJapan」の登録はこちら。