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電子書籍のサービスは適当に選んだらダメ!安易にKindleを選んで後悔した理由

「これから電子書籍で本を買っていこう」と思っている方に是非とも知っていただきたいのは「電子書籍のサービスは適当に選んだらダメ!」ということです。

ここ数年で多くの電子書籍サービスが立ち上がり、どこのサービスがいいのか分かりませんよね。

私もその一人で、安易に「Amazonのサービスだったら終了することないだろうから安心だな」と、Amazonの電子書籍サービス『Kindle』を選びました。

しかしそれが失敗で、しっかりとサービスの内容を比較して検討しなかったことを後悔しました。

 

この記事では、なぜ私が『Kindle』が失敗だと思ったのか、比較するべきだと思ったのかをお伝えします。

これから電子書籍サービスを使い始めようと思っている人の参考になれば幸いです。

電子書籍サービスを使い始める際、そのサービスの特徴や内容を比較検討しないと、後々に後悔しますよ

こんな方におすすめ

  • これから電子書籍デビューをする人
  • 電子書籍サービスをどれにしようか迷っている人
  • 電子書籍サービスを複数使っていない人

 

 

私が安易に『Kindle』を選んで失敗だったと思った理由

『Kindle』を選んだ理由・良かったところ

私は『Kindle』を失敗と思っていますが、全然ダメという訳ではなく、むしろ素晴らしいサービスです。

私は電子書籍サービスを使うにあたり、下記の理由で『Kindle』を選びました。

  • 「Amazonのサービスだから終了することはないだろう」
  • 『Amazon Prime』『Kindle unlimited』に入っているからサービスを統一したい
  • 『Kindle』専用の電子書籍リーダーがあり、セールで安く手に入る
  • 取り扱っている本の種類が多い

これらは考えた通り、本当に良いところでした。

『Kindle』のサービスは、電子書籍業界でもトップクラスなので、現状サービス終了することは微塵も感じません。

サブスクリプションサービスの『Kindle Unlimited』で指定の”漫画””雑誌”が読み放題は、毎月2・3冊読んだだけで元が取れます。

『Kindle』専用の電子書籍リーダーの「Kindle Paperwhite」は電池の持ちが良い・軽い・目に優しい・安い、とかなりオススメのガジェットです。

 

しかし残念ながら、それらのメリットを覆すデメリットがありました。

 

『Kindle』が失敗だと思った理由

私は次の4つの理由『Kindle』のサービスを選んで失敗だと思いました。

 

失敗だと思った理由【その1】 セールが分かりにくい

電子書籍は紙の本と違い、セールで安くなったり無料になったりします。

電子書籍サービスによっては、特集バナーや特集ページが作られ、セールが一覧になって見やすくなっているところが多くあります。

『Kindle』も例にもれずセールが行われているのですが、『Kindle』は現在どんなセールが行われているのか、とても分かりづらくなっています。

大規模なセールはバナーやテキストで案内されるのですが、出版社単位やタイトル単位での対象作品の少ないセールはほとんど告知されず、商品のページにアクセスしてみたら安くなってた…なんて事も。

同じものを購入するなら、安いほうがいいですもんね。

「Kindleで安く購入したい」という考えがあるなら、『Kindle』のセール情報まとめなどを頻繁にチェックした方が良さそうです。

 

失敗だと思った理由【その2】 ライブラリ(本棚機能)が見ずらい・使いにくい

『Kindle』のライブラリ(本棚機能)が本当に見ずらく使いにくく、地味にストレスが貯まります。

私は『Kindle』で”漫画”を中心に買っていますが、”デザインの参考資料”、”プログラミングの参考資料”、”ビジネス書”、”雑誌”なども購入しています。

するとどうでしょう、ライブラリの中がジャンル別に並べられないので、全てこちゃ混ぜに表示されます。

「コレクション」という、自分でフォルダ分けする機能もありますが、これが使いにくいので非常に面倒で。

仕事場でデザインの本を開こうと思ってKindleアプリを立ち上げると、漫画がずらっと…なかなか困りますよね。

エッチな漫画なんか買ってたら、絶対開けませんね…。

 

失敗だと思った理由【その3】 ロック機能がない

『Kindle』アプリにはロック機能がありません。

ロック機能とは、家族がKindleで本を読む際に、読んでほしくない本をロック(非表示)にする機能です。

「まだ子供が小さいから、まだ『進撃の巨人』は読ませたくないな」なんて時に役立ちます。

そんなロック機能が『Kindle』にはないので、問答無用ですべての本が表示され、読めてしまいます。

ちなみに、『Kindle』専用の電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」などを使えば、指定した本のみを表示ができます…が、最大でも「Kindle Oasis」の7インチで白黒表示のみです。

 

失敗だと思った理由【その4】 電子書籍サービスの移行はできない

『Kindle』で買った本は、『eBookJapan』『BookLive』など他の電子書籍サービスに移行することはできません

これは『Kindle』に限ったことではなく、電子書籍サービス全般で同じです

「ドラゴンボールを20巻まで『Kindle』で買ってたけど、21巻からは『honto』で買おう」なんて事をやってしまうと、アプリが別々になってしまいます。

「あれ?これの続きはどこのあぷりだっけ?」なんて事になったら、ストレスMAXですよね。

せめてシリーズ物は同じサービスで統一したいですね。

 

選ぶときにどうするべきだったのか。考えるべきだったこと

私は安易に『Kindle』選びましたが、どのように選ぶべきだったのでしょうか。

私は大きく下記の6つを考えるべきだったと思います。

ポイント

  1. 自分の使いたい対応端末の確認
  2. 読みたい本があるか
  3. サービスの安定性(サービスが終了しないか)
  4. 電子書籍がお得に買えるか
  5. アプリは使いやすいか
  6. 家族にも使わせる時に、読ませたくない本はあるか

私は1〜3は考えていましたが、4〜6は考えずに『Kindle』を選んでしまいました。

 

具体的に使うサービスを検討する

 

サービスの選び方・考え方

上の項目でも説明した項目で考えましょう。

自分の使いたい対応端末の確認

電子書籍は何を使って読みますか?

PC?スマートフォン?タブレット?専用端末?

サービスによって使える機種やアプリが違いますので、これらは絶対にチェックすべき項目です。

iPadで読もうと思ってたら、アプリが提供されてなくて読めない…なんてことのないよう、しっかりと対応端末の確認をしましょう。

 

読みたい本があるか

これも絶対にチェックすべき項目です。

サービスによって扱っている作品・作品数が全然違います。

「これが絶対に読みたい」という本があれば、しっかり確認しましょう。

特に「この作品」というのがなければ、取り扱っている作品数が多いサービスを選ぶのが良いと思います。

電子書籍サービスによって得意分野が違いますので、ジャンル別で違うサービスを使うのがオススメです。

 

サービスの安定性(サービスが終了しないか)

紙の本とちがい、電子書籍サービスはそのサービスが終了してしまうと、購入した本が読めなくなってしまいます。

他のサービスと統合されるなど、救済処置が取られることもありますが、されない可能性もあります。

運営会社の安定性や、ユーザー数の多さなどを参考に、そのサービスが安定しているか確認しましょう。

 

電子書籍がお得に買えるか

電子書籍はセールやクーポンで安く購入できることが多々あります。

毎週のようにクーポンを配布しているところもあれば、あまりセールをプッシュしていないサービスもあります。

「安く電子書籍を購入したい」と考えている人は、ここもチェックしましょう。

 

アプリは使いやすいか

これは意外と見落としがちな項目です。

アプリの使い勝手が悪い、検索しづらい、アプリから購入ができない、オフラインでは読めない、など不満点が多いとせっかく買った書籍を読む気力が失せてしまいます。逆に使い勝手が良かったり、検索しやすかったりすれば、本をたくさん読めるでしょう。

アプリの使い勝手はApp StoreやGoogle Playストアなどで、評価を参考にしましょう。

また、サービスによっては専用アプリがなく、WEBブラウザのみ読むことができるところもあります。その場合、端末にダウンロードしてオフラインの時に読むということはできないので、注意が必要です。

 

家族にも使わせる時に、読ませたくない本はあるか

自分でしか読むことがないというのならいいのですが、家族も一緒に電子書籍を使うつもりなら、ロック機能の有無をチェックしましょう。

子供にまだ読ませたくない本、奥さんに見られたくない本…ありますよね?(笑

 

おすすめの電子書籍サービス利用方法

私がこれから電子書籍サービスを使い始めるならこれ!

もし私がこれから電子書籍サービスを使い始めるなら、ジャンルごとに別のサービスを使います。

【参考書・ビジネス書】…『Kindle』

参考書やビジネス書は『Kindle』を使います。「『Kindle』を使って公開してるって言ってたのに!?」と思った方、ごめんなさい。

私の買い方では『Kindle』でマンガも買ってしまって、ライブラリがごちゃごちゃになってしまったのと、ロックが掛けられないのが不満だったんです。

『Kindle』は品揃えがよく、目に優しい専用リーダーがあるので、参考書やビジネス書を読むのには最強なんです。また、タブレットやブラウザでも使えるので、カラー表示が必要なデザイン系の本も問題なく読めます。

マンガは他のサービスで充実しているジャンルです。いろいろなジャンルを買う人は、マンガ以外のジャンルを『Kindle』で買うとよいでしょう。「マンガしか読まないよ」という人なら『Kindle』一択で大丈夫です!

 

【漫画】…『eBookJapan』または『マンガ王国』

【漫画】は『まんが王国』か『BookLive』を利用します。

理由としては”マンガの品揃えが多い”+”お得に買えることが多い”の2点です。

『eBookJapan』


『eBookJapan』はYahoo!が運営しているので、PayPayを使ったり指定の曜日に購入したりする事で、とてもお得に購入ができます。そして『eBookJapan』にしかない機能として、本棚で背表紙で並べることができます!

電子書籍はリアルな本棚には並べられませんので、スマホやタブレットの中とはいえ背表紙で本棚がうまるのは嬉しいですよね。

私が「eBookJapan」を使い始めた具体的な理由は下記記事で詳しく書きました。

iPhone(iPad)でマンガを読のに一番快適だったアプリはコレ!決め手5つの理由。

iPhoneで電子書籍を始めるとき、どんな基準でサービスを選びますか? 私は『サービス継続の安定性』を重視して、Amazonの「Kindle」を選びましたが、安易に決めたせいで、後々後悔することになっ ...

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マンガを電子書籍で読むならここ!

eBookJapan 公式サイト

私はKindleの使い勝手が不満だったので、使い勝手の良いeBookJapanにしました

まんが王国

『まんが王国』はポイント購入時のバックが大きい+書籍購入時にもポイント還元が大きいので、電子書籍サービスの中でもトップクラスにお得な部類に入るはずです。毎月の課金制度だけど、コースが選べるし毎月ガッツリ漫画を買う私には問題ありません。初回のポイント購入で最大18,000ptも大きいですね。懸念点としては、アプリの使い勝手がイマイチなところ。

ポイント還元が魅力

まんが王国 公式サイト

使い勝手よりもお得度を選ぶならまんが王国にしよう

 

【小説・ラノベ】…『楽天kobo』

小説やラノベは『楽天kobo』を使います。電子書籍の専用端末は目に優しく、テキストベースの書籍を読むのに非常に適しています。

そんな専用端末があるのは『Kindle』と『楽天Kobo』のみです。

私の場合、『Kindle』で【参考書・ビジネス書】を購入するので、そこに【小説・ラノベ】を混ぜたくありません。ですので、テキストベースの【小説・ラノベ】は『楽天Kobo』を選びます。

【小説・ラノベ】と【漫画】が混ざってもいいなら『楽天kobo』で統一するのもありです。

 

また、専用端末のKoboのラインナップが魅力的。

特に2021年10月発売の「kobo sage」と「kobo libra2」がかなり良さそう。

「kobo sage」32GB+防水+8インチ+USB-C充電+スタイラスペン対応(別売り)30,800円

それに対しAmazonの「Kindle Oasis」32GB+防水+7インチmicroUSB充電32,980円。これ絶対「Kobo sage」の方がいい。1インチ大きいし。1インチの差って相当大きいからね。それから「Kindle Oasis」のmicroUSB充電とかね...発売したの2019年なのに。

ちなみに「Kindle Oasis」とほぼスペックが同じな「kobo libra2」は23.980円。当然USB-C充電。なんで私はKindleを選んでしまったんだ…。

Kobo Sage
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¥25,800 (2024/11/22 20:22:07時点 楽天市場調べ-詳細)

独自の電子書籍リーダーが魅力!

楽天kobo 公式サイト

電子書籍リーダーはラインナップがKindleよりもKoboの方が魅力的。

 

私はこうする!

なんだかんだ、私はかなりの量の書籍を『Kindle』で購入しており他のサービスに切り替えたいと思っても、流石に同じ本を買い直すなんてことはしません。

なのですでに買っているシリーズは『Kindle』で揃えて、新たに購入する漫画のシリーズは『eBookJapan』、小説・ラノベは『楽天kobo』で購入することにしました。

 

まとめ

「電子書籍サービスを安易に選ぶと公開するよ」という話をさせていただきましたが、いかがだったでしょうか。

電子書籍サービスをこれから使うなら、しっかり考えてからサービスを選びましょう!

 

 

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