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「マンガ大賞2019」の一次選考が終わり、二次ノミネート13作品が発表された。
毎年行われている「マンガ大賞」。
マンガ大賞2019は、2018年内に単行本が発売された、8巻までのマンガ作品(電子書籍を含む)が対象となっている。
一次選考では、各選考員94人が「人にぜひ薦めたいと思う作品を5作品」を選出。
選考員から送られた投票結果を読み上げ、ホワイトボードにタイトルを一作ずつ手書きして、票が入るたびに正の字で票を書き足していくという、アナログな方法で集計。
一次選考で名前が挙がった作品数は計247作品と、かなりの数なので、書き出すのも大変だったようだ。
ちなみに一次選考に名前が上がった作品は公式サイトで公開されている。
二次選考は、選考員が二次選考ノミネート作品を全てを読み、トップ3を選び、その結果を集計し、2019年の一推し『マンガ大賞』が決定される。
今回は「マンガ大賞2019」の二次選考に残った作品を紹介する。
「何かおもしろいマンガないかなー」と思っている人は、参考にどうぞ。
この記事の目次
『1122』渡辺ペコ
『違国日記』ヤマシタトモコ
歩み寄る女王と子犬。
両親の事故死により、田汲朝(たくみ・あさ、15)が
小説家の叔母・高代槙生(こうだい・まきお、35)の家に住んでしばらく。
親友・えみりを家に招いた朝だったが、槙生の人見知りが発動。
「超超超超ひとりになりたい」と槙生は執筆に没頭した……。
こちらを拒むかのような槙生の背中に、しょげる朝。
そこへ通常モードに戻った槙生は―――?
不器用人間と子犬のような姪がおくる
年の差同居譚、手を繋ぎ合う第3巻!
『彼方のアストラ』篠原健太
『金剛寺さんは面倒臭い』とよ田みのる
超純情系カップル、金剛寺さんと樺山くんの初デート!
結論から言うと「楽しかった」んだけどやっぱり超面倒臭いことに…!!
『ゴールデンゴールド』堀尾省太
『サザンと彗星の少女』赤瀬由里子
人工知能の「完成」は滅びの予兆か希望の光か。
愛と冒険のSF巨編!!
宇宙の最奥部へ到達したサザンたちを待っていたのは、
脱出不可能な巨大船と絶え間なく襲いくる無数のロボット兵だった。
それらを統率し圧倒的な力を誇る「アグルダ」の陰謀と秘密は、
人類が築いてきた文明の矛盾をサザンに激しく突きつけるものでー
オールカラー&フルアナログ作画!
80’sの世界観で描く話題作、感動のクライマックス!!
『ダンジョン飯』九井諒子
凄腕剣士の合流で、ファリンの救出も楽勝…!と思いきや!?
一緒に食事をすれば仲直り?
雪と氷の地下6階層で問われる、パーティーの絆。
新たな仲間が加わる第6巻!
『凪のお暇』コナリミサト
『ハクメイとミコチ』樫木祐人
2018年1月よりテレビアニメも放送開始! 身長9センチの豊かな生活を描く人気作、最新刊!
今巻のテーマは“小さな挑戦”。カナヅチのハクメイは水泳を習い、ミコチは服飾のコンテストに出場します。もちろんふたりだけではありません。研究家のセンも、大工のイワシも、美容師のジャダさんも。いつもの面々が、いつもと少しだけ違う顔を見せる――そんな楽しさが詰まった第6巻。
また、待望の副読本『ハクメイとミコチ ワールドガイド 足下の歩き方』も同時刊行。ぜひ併せてお楽しみ下さい。
『ブルーピリオド』山口つばさ
『北北西に曇と往け』入江亜季
人気絶好調! 北欧アイスランドの旅とミステリのジュヴナイル、第2巻!
……とは言っても、2巻ではミステリ部分はしばらくお休み。主人公、慧(けい)の親友、清(きよし)が日本から遊びに来たことによって、北緯64度の島国の、観光名所でかたっぱしから遊びます。首都レイキャビクの象徴的な建築物である「ハットリグリムス教会」、大迫力の「ストロックル間欠泉」、シンクヴェトリル国立公園の大地割れ、地熱発電所、露天温泉、肉食バーベキュー、北欧美女、そして夜空に広がるオーロラ!
2巻を読み終えるころには、豪放かつ繊細なこの島国のとりこに、あなたもきっと!
『ミステリと言う勿れ』田村由美
さまざまな真実の狭間で、誰かの思いも見えなくなる――
代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るという、狩集(かりあつまり)家の相続人のひとりである、汐路(しおじ)に頼まれ、訪れた先の広島で、遺言書の開示に立ち会うことになった久能 整(くのう ととのう)。
そこには、失跡した犬童我路(ガロ)の思惑が働いていた。
相続人候補は汐路と、いとこたち4人。整は次第に身に危険も及ぶ骨肉の争いに巻き込まれて…!?
整の解読が冴え渡り、Episode4の真実に迫る!! 新感覚ストーリー、第3巻!
『メタモルフォーゼの縁側』鶴谷香央理
年の差、58歳。二人はBLともだち。
BLコミックスをきっかけに交流を深める老婦人と女子高生。何も変わらない毎日のなかで、それでも少しずつ変わっていく日常は、きっと穏やかで眩しい。