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片山ユキヲの「夜明けの旅団」の1巻が8月23日に発売された。
「夜明けの旅団」は月間モーニングtwoの5月号から新連載となった、ダークファンタジー漫画。
個人的にとても楽しみにしている漫画の一つだ。
新連載の時に書いた記事がこちら。
この記事の目次
片山ユキヲ「夜明けの旅団」1巻が発売
期待が膨らむ「夜明けの旅団」1巻
「夜明けの旅団」の舞台は第二次世界大戦中のヨーロッパ。
”死霊”と呼ばれる、ゾンビと吸血鬼を足したようなモンスターが次々と人々を襲っている。
そんな世界の中で、父親を死霊に殺されたジョニーボーイと、それに同行するメイド服青年ハニーバニーが旅をするストーリー。
作者 片山ユキヲは映画、特にホラーとアクションが好きなようで、「夜明けの旅団」にそれが存分に反映されている。
”死霊”は姿や表情は恐ろしく気持ちが悪いし、それと戦うアクションは非常にカッコいい。
主人公二人とも喋るタイプではないので、たまに「ん?どうした?」と感じることがあるが、
ストーリーは単純で分かりやすく、テンポよく進むので、読んでいて気持ちがいい。
作者 片山ユキヲは藤田和日郎のアシスタントだっただけあり、実力があることを伺わせる。
舞台へのこだわり
舞台は1994年9月のドイツ バイエルンと、現実の世界をベースにしているので、登場する乗り物や重火器もこだわって描いているようだ。
その時代に実際にあった物と相違がないか歴史作家・時代考証家の監修も受けているらしい。
帯には師匠 藤田和日郎からのコメント
師匠にあたる藤田和日郎も世界観や設定など絶賛しており、コミック1巻の帯には「藤田和日郎が嫉妬した!!」との煽り文句も入っている。
ちなみに裏側の帯には、サイン色紙プレゼントが。
片山ユキヲ✕藤田和日郎の師弟ぶっちゃけ対談動画
「夜明けの旅団」1巻発売記念として、漫画家“師弟”対談動画が公開された
「夜明けの旅団」の作者 片山ユキヲと、師匠 藤田和日郎のぶっちゃけトークを見ることができる。
26分と結構長い対談で、全4章となっている。
第1章 藤田和日郎、『夜明けの旅団』を語る。(0:30〜)
師匠の藤田和日郎からは「すっげー面白い」「痺れちゃった。映画みたい、始まりが。」「俺がやりたかった漫画」「俺のものって言ってもいいくらい」と、絶賛と嫉妬と冗談を交えながら、熱く「夜明けの旅団」を語っている。
片山ユキヲは「夜明けの旅団」をほぼ一人で描いていることや、世界観にリアリティを出すために歴史作家・時代考証家の後藤一信の監修を受けている事など、裏話を語っている。
第2章 「日常漫画」から「ホラーファンタジー」へ。(8:20〜)
片山ユキヲはこれまで「日常漫画」を描いてきたが、なぜ突然「ホラーファンタジー」を描き始めたのか。
その原動力は師匠の藤田和日郎の一言からだった。
第3章 魅力的なキャラの生み出し方。(13:40〜)
魅力的な漫画のキャラクターをどのように生み出したら良いのか、二人によって語られている。
藤田和日郎が魅力的なキャラクターとはどういうものなのか、片山ユキヲがどのようにジョニーボーイやハニーバニーを作ったのか、など。
漫画家を目指している人はきっと”目からウロコ”の話ではないだろうか。
第4章 ”カッコ良さ”の模索。(21:09〜)
片山ユキヲが「うしおととら」の蒼月潮のような目がキラキラした眩しいキャラは描けないと言う事から、目が見えなくてもカッコ良いキャラ、ハニーバニーが生まれた事。
ジョニーボーイとハニーバニーの出会いは、「うしおととら」蒼月潮ととらの出会いの影響を大きく受けている事。
片山ユキヲの中で「うしおととら」が如何に大きな存在なのかが分かる。
まさかのエキストラ募集(25:05〜)
動画の最後で、「夜明けの旅団」死霊エキストラを募集している。
第一話で師匠の藤田和日郎がモブとして登場してハニーバニーの銃弾で頭を撃ち抜かれていた。
このように死霊のモブとして「夜明けの旅団」の作中に登場できるチャンスだ。
応募方法はハッシュタグ「#夜明けの旅団エキストラ」を付けてTwtterで作品の感想をつぶやけばOK。
当選者にはモーニング・ツーの公式アカウントからDMで連絡が来る。
まとめ
片山ユキヲ「夜明けの旅団」の1巻と、対談動画を紹介した。
藤田和日郎の作品が好きな人はもちろん、平野耕太のようなダークファンタジー作品が好きな人にもオススメだ。
1巻はかなり良い所で終わっているので、続きがとても気になる。
2巻は2019年2月発売予定。