※※※※マクデザはAmazonのアソシエイトとして、まくでざは適格販売により収入を得ています。また、他アフィリエイトプログラムによる収益を得ています ※※※※
2018年11月17日(土)、藤田和日郎原画展に行ってきた。
原画を観たいのもそうだが、100人限定のサイン会に当選したので、何が何でも参加しなくてはならない。
くじ運の悪い私が奇跡的に当選。
当選した日から、この日をどれほど待ち望んだことかっ!
いざ、藤田和日郎原画展、サイン会へ
私は原画展、サイン会共に初参加。
なので、原画展・サイン会がどんな感じなのかよく分かっておらず、勝手が分からない。
とりあえず参加資格のメールだけは忘れないようにし、会場に向かう。
原画展は10時からオープン、サイン会は13時からなので、とりあえず11時に到着するように家を出た。
原画展の会場は池袋。
都内に出るのは久しぶりだし、池袋なんて何年ぶりだろうか。
私の中の「池袋」は、「池袋ウエストゲートパーク」と「デュラララ」の情報のみ。
あれでしょ、カラーギャングとキング。
池袋までは電車で二時間くらい。
移動中、原画展の情報を見てみると、オリジナルグッズが何種類か売り切れているようだ。
買おうと思っていたからくりサーカスレザー付箋ブック、あるるかん指輪、白面の者根付が売り切れていた。
なるほど、グッズが欲しいなら開催してすぐに行かなくてはならんらしい。
毎日小出しにする訳じゃないのな。勉強になった。
都内近郊に住んでないと平日に行くとか無理ゲー。
スマホがあれば2時間の移動時間くらい余裕。
池袋に到着すと、天気は晴れ、日中はマフラーも上着もいらないくらい暖かい。
原画展の会場は西武池袋本店 別館。
土地勘が全く無いので、西武に入ってインフォメーションで場所を教えてもらう。
インフォメーションには原画展のチラシが置いてあり、道中でもポスターやデジタルサイネージでもプッシュされていた。
それを横目にニヤニヤしながら会場に向かう。
11時少し過ぎ、会場に到着。
外には原画展の巨大ポスター。
ここでパチリ。
もうかなり人が入っている。
入場しチケットを買い、その際に「再入場は不可」との説明を受ける。
サイン会の会場は違う場所なので、その際に一度会場から出なくてはならない。
再入場不可となると、入場券を再度購入になるのか…と恐る恐る係員さんに聞いてみたら、「サイン会の時に入場券を渡しますので、再入場できますよ」との説明を受ける。
なるほど、よかった。
当たり前の事なのかも知れないが、初めてなので色々と分からない事だらけだ。
展示会場は写真撮影は自由、展示も順番に見なくてもOK。
かなり混んでいるので、じっくり観てるとすぐにサイン会の時間になってしまいそうだった。
(混んでいると思っていたが、後に実はまだ空いている時間だった事に気がつく)
そのため私は先にグッズを買いに行くことに。
サイン会の参加条件の一つに”グッズ2000円以上の購入”があるのと、”売り切れの心配”があった為だ。
グッズ売り場の手前では、複製原画が展示されていた。
うしとらの太陽と月、からくりサーカスのしろがね、ギイの複製原画は売り切れ。
複製原画はそれなりのお値段するので、私には手が出ない。
複製原画に一通り目を通してからグッズ売り場へ。
ここは散財コーナーっ!
一応、事前に一万円以内と予算を決めておいた。
でないと、買い物かごにポンポン放り込みそうで怖い。
結果買ったのはマフラータオル、トートバッグ、缶バッジ×5、うしとらレザー付箋ブック、公式図録。
グッズの支払時に、サイン会当選のメールを見せ、サイン会の参加券をもらう。
裏面にサインして欲しい名前、キャラクターを書くよう指示される。
しかし、描いてほしいキャラクターをまだ決めかけていたので、それを告げるとサイン会までに記入してくれればOKとの事。
原画展を回りながら描いて欲しいキャラクターを決めることに。
展示会の内容は書くことが多いので、また次の記事で。
誰を描いてもらうか、それが問題だ。
藤田和日郎作品はどれも好きで、描いてほしいキャラクターなんて両手両足でも足りない。
それでも描いてもらえるのは1キャラ。
なにが何でも絞らなくてはならない。
ここまでで決めていたのは、うしとらから「かまいたちの十郎」「九印」、からくりから「あるるかん」「グルモルディ」「阿紫花」「ジョージ」「コロンビーヌ」「パンタローネ様」、月光条例から「センセイ」「露」、双亡亭壊すべしから「帰黒」、黒博物館から「キュレーター」「ナイチンゲール(ショートカット)」、邪眼は月輪に飛ぶから「ミネルバ」「鵜平」、もしくは可能であれば「藤田先生の自画像」。
主人公クラスを敢えて除いて、かなり絞り込んだつもりだったのに、この多さ。
「好きなキャラクター」「藤田和日郎作品を代表するキャラクター」「部屋に飾りたいキャラクター」「サイン映えしそうなキャラクター」などなど。
どれを重視して選ぶかでも全然違ってくるしね。
選びきれん…。
ちなみに事前に何人か友達に相談したら、「白面の者」「とら」「阿紫花」との回答が。
人それぞれ、思い入れのキャラクターが違うね。
何だかんだ理由をつけ断腸の思いで選んだのが、これからも黒博物館シリーズを続けて欲しいと言う理由で「キュレーター」。
原画展、小学館協力なのにすいません。(黒博物館は講談社)
いよいよサイン会
都内のビルは複雑過ぎ。
サイン会会場までの説明を受けるも、よく分からず、分かったふりをしてそれっぽい方向に向かってみる。
時間の余裕は相当持って向かったので問題ないはず。
少し迷いながらも、なんとか集合時間10分前には到着。
意外と余裕がなかった…。
サイン会はパーテーションで区切られ、既に描いてもらっている人たちが居るようだ。
中から藤田先生の声が聞こえてくる。
ここから緊張し始めて、肩が強ばるのが分かった。
緊張するとお腹を下す質なのだが、そこは事前に済ませておいたので、大丈夫、持ちそうだ。
会場の周りで本を物色しながら時間を潰していたが、全然落ち着かない。
何も頭に入ってこない。
そうこうしている内に、「○時○○分からサイン会の方」とお呼び出し。
係員さんに案内され、パーテーションで区切られた室内へ。
そこには先にサインを書いてもらっている人、それを待っている二人、その周囲に係員さん5人くらい、そして藤田和日郎先生が!
緊張と喜びで心臓の音がバクバクになっていた。
会場はこんな感じのレイアウト。
順番通りに椅子に座って、自分の順を待つ形。
待っている時間は、サインを書いてもらっている人と藤田先生の会話を聞くことができる。
藤田先生はイメージ通りの、フレンドリーで物腰が柔らかい人で、サインをしながら話してくれる内容も非常に面白い。
他の人が話している内容を聞いているだけでも、とても楽しかった。
ずっとここにいられる係員さんが羨ましくて羨ましくて。
1人あたり2,3分くらいだろうか、サラサラっとサインとキャラを描き、最後に記念写真を撮ってくれる。
サインも嬉しいが、写真撮影が更に嬉しい!
(トイレで髪型チェックすれば良かった)と後悔しながら、自分が話したい内容を反復する。
多分緊張で忘れたり、うまく喋れなかったり、時間が足りなくなったりするだろう。
そしてついに私の番。
藤田先生から「こんにちは」と挨拶をいただく。
緊張MAX。
震えた声で「コンニチハ」と返事を絞り出す。
早速、名前とキュレーターさんを描き始める藤田先生。
私の前にもキュレーターを描いてもらった人が居たらしく、「前髪がどっちの目を隠してたのか確認したんだよねー」と。
私は小さい人間なので、「くそう、確認作業が発生すれば、話す時間がもっと伸びたのに!」と思ってしまった。
藤田先生がTwitterでも名前を上げるくらいキュレーターさん、かなり人気だったらしい。
今日は藤田和日郎はサイン会でございました!
— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2018年11月17日
初めて 梁 剣峰 (リャン チェンフォン)師父
(ナルミの拳法のお師匠サマでパンタローネを軽くあしらったヒト)
を描かせてもらいました。
他にもフランシーヌ、アルレッキーノ、キュレーター、コロンビーヌ、たくさん描きましたー。
( ◠‿◠ )
サインをしてもらっている間、話した内容をまとめてみた。(緊張してたのもあり曖昧な記憶。細かい所やニュアンスは違ってるかも。)
ユ「黒博物館大好きなので、今後もぜひ描いてほしいです」
藤「これからも描くつもりだから、発売されたらぜひ読んでね」
おおお!これは嬉しい!
出たら絶対買いますよ、絶対読ませていただきますよぉぉ!
ユ「からくりサーカスのアニメは最高に素晴らしいですね。キャラクターやからくり人形が動いている事に感動します。特にグルモルディが好きで、登場シーンでは感動しました。」
藤「そう言ってもらえると嬉しいねぇ。グルモルディは確か後一回出てるくよね?」
ユ「そうですよね!楽しみにしてます!」
原作では真夜中のサーカスのクライマックスで登場予定。
グルモルディを使うファティマは登場が確定しているので、かなり期待ができそうだ!
ユ「第6話でジョージが出てこなかったけど、初登場の機会は違うタイミングになったんですね。こちらも楽しみにしてます!」
藤「それが正解!よく、どこどこのシーンが削除されてると言う話題が多いけど、色々考えての判断だからね。何でこうなったのか、何で削除されたのか、それを考えるのもきっと楽しいよ。エリ公女みたいに丸々削除のパターンもあるけどさ。ちなみにジョージが登場しなかったのは、しろがねの説明をしている所に、しろがねOが出てきてしまうと視聴者が混乱してしまうからなんだよね。」
なるほどぉ!
確かに第6話は、しろがねの説明の回だった。
言われてみれば、確かにしろがねOの登場は、時期尚早だったように思う。
しっかり考えて作られてるんだなぁ、としみじみ思う。
今後、アニメ「からくりサーカス」の感想を書く際は、そんな考察も交えよう。
そんな点にも登るような楽しい会話をしていると、あっと言う間にサインが完成。
キュレーターさんと「またのご来館お待ちしております。」のセリフ。
ありがとうございます!
はー、素晴らしい、宝にしますわ。
最後に握手、記念写真を撮ってもらい、夢のような時間は終了。
他の人との会話もたくさん聴きたかったが、部屋から退出。
そんな感じでサイン会は終了。
この後、原画展へ戻ってまた感動に包まれる。
その話は次回。
まとめ
初めてのサイン会への参加、それも一番好きなマンガ家藤田和日郎先生。
とても有意義だった。
またこのような機会があったら、絶対に参加したいと思う。
藤田先生はYouTubeなどで観られるインタビューやトークショーのそのままの人。(当たり前か)
いい人オーラがめちゃめちゃ出てる。
すごい漫画を沢山描いて、人柄・人当たりも良い、そして漫画家を育てるのも上手い。
こんなに素晴らしい人、他に知らないわ。
今後も、元気に沢山楽しい作品を描いていただきたい。