『アベンジャーズ/エンドゲーム』では様々が小ネタやオマージュが仕込まれている。
私が気がついた、いくつかの小ネタを紹介する。
ちなみに大いにネタバレが含まれているので、まだ映画を見ていない人は注意。
また、字幕版、吹替版での若干の表現の違いがあるので、そこはご容赦を。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」を思い出すのには下記記事をどうぞ。
この記事の目次
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の小ネタ紹介【ネタバレ】
トニー・スタークの娘の名前は、ペッパーのおじさんの名前。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」で登場したトニーの娘「モーガン」。
この名前は「アベンジャース/インフィニティ・ウォー」ですでに登場していた。
トニーがペッパーに「子供ができて、君のおじさんの名前と同じモーガンにした」という夢を見たと語っていた。
ロジャースがカウンセラーに
サノスの指パッチンから5年後。
ロジャースは人々の苦しみから救い、希望を持ってもらうためのカウンセラーになっていた。
これは「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で、サム(ファルコン)が退役した軍人をPTSDから救うカウンセラーを彷彿させた。
キャプテン・アメリカのエレベーターシーン再び
キャプテン・アメリカが過去の世界で、ストライクチームが回収した”ロキの杖”を奪うためにエレベーターに乗り込んだシーン。
これは「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でのシーンを彷彿させる。
その時はストライクチームとの戦闘になったが、「アベンジャース/エンドゲーム」ではキャップが「ハイル ヒドラ」とささやくことによって、戦闘を回避し”ロキの杖”を回収した。
「アベンジャーズ」で回収したロキの杖が「アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン」でヒドラの研究施設にあった理由も、ストライクチームが絡んでいたことがここで判明。
スター・ロードの別視点は…アホ?
モラグでノリノリで歌うスター・ロード。
これは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のOPシーン。
スター・ロード目線ではBGMがかかっていてノリノリなのだが、BGMの聞こえない別視点ではアホらしく見えるようだ。
ノリノリのスター・ロードを見たローディーは「あいつはアホなのか?」と言い、ネビュラは「えぇ」と答える。
トニー、父との再会。ジャービスの元ネタも判明。
トニーは父親にそっけない態度をしていたことを悔やんでいることが「シビル・ウォー」にて描かれていた。
「アベンジャース/エンドゲーム」で、1970年のニュージャージーのS.H.I.E.L.Dの研究施設に乗り込んだ歳、トニーは父親のハワードと対面する。
トニーはハワードとの別れの時「ありがとう、世界をまもってくれて」と父親に言うことができた。
もちろん、ハワードに理解はできていないが。
また、その時にハワードの執事の名前が「ジャービス」だと判明する。
「ジャービス」と言えば、初期のアイアンマンのサポートAIであり、「アベンジャース/エイジ・オブ・ウルトロン」では肉体を得て「ビジョン」となった。
今回登場した執事のジャービスはジェームズ・ダーシーが演じている。ドラマのエージェント・カーターにも登場していたらしい。
ハワードがトニーの事を「変なヒゲだ、ビート族じゃないよな」と言う。
ビート族とは1955年から1964年頃にかけて、アメリカ合衆国の文学界で異彩を放ったグループ、あるいはその活動の総称の事、らしい。
キャプテン・アメリカがムジョルニアを使いこなす
サノスとの戦闘の際、本来ソーしか扱うことのできないムジョルニアをキャプテン・アメリカが使いこなした。
そしてそれをソーは「知っていた」と言う。
これは「アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロン」で伏線が貼られている。
ソーが「ムジョルニアは選ばれた者しか持ち上げられない」と言い、アイアンマンやウォー・マシーンたちが持ち上げてみようとするが、ビクとも動かない。
そしてキャプテン・アメリカがチャレンジした時、ほんの少しだけ動き、ソーがめちゃくちゃ驚いた顔をしていた。
その後、ヴィジョンが軽々と持ち上げてしまうので、そこの伏線可と思いきや…。
その伏線がこんな所で回収されるなんて、なんてニクイ演出だろう。
「On your left」
サノス軍とキャプテン・アメリカが向き合っている時、サムから連絡が入る。
その際にサムが言った「On your left(左から失礼)」。
これは「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で、スティーブがランニング中のサムを追い越す際に言い、また同作の最後でスティーブが病院のベッドで気がついた時に、右にいたサムにかけた言葉だ。
それを今度はサムが逆にスティーブに言った形になった。
日本語吹き替えでは「左を見ろ」になってしまったので、吹替版では気がつけなかった。
(確か字幕も「左をみろ」だったかな)
スパイダーマン、瞬殺コマンドをついに実行
サノス軍との戦いで、インフィニティ・ガントレットをバトンされたスパイダーマン。
大量の敵に囲まれた時に実行したのが「瞬殺コマンド」。
これは「スパイダーマン/ホームカミング」で、スパーダーマンスーツに搭載されているAIの”カレン”がやたらと実行したがっていたモード。
「ホームカミング」では実行されなかったが、「アベンジャーズ/エンドゲーム」でついに実行された。
カレンの声は出てこなかったのが残念だが、嬉々として実行したんじゃないかと想像が膨らむ。
私がアイアンマンだ
サノスが指バッチンするさいに言った「I am inevitable(私は絶対だ)」。
それに対しトニーがインフィニティ・ストーンを全て右手に揃えて指バッチンする時に言ったセリフ、「I am Iron Man(私はアイアンマンだ)」。
これは「アイアンマン」の最後、記者会見で正体を明かした時と同じセリフ。
トニーの葬儀にいた、男性は誰?
トニーの葬儀に集まったキャラクター達。
その中で、バッキー、サム、ワンダの後に登場した1人の男性。
「誰?」と思った人は多かったようだ。
ちなみに私もその一人。
調べてみたら「アイアンマン3」に登場した少年、ハーレー・キーナーだった。
ガレージにトニーをかくまってくれた少年の再登場。
成長してて全然気づかなかった。
私が気がついたのはこんな所。
おそらく他にもいろいろネタが仕込まれてると思われる。
情報をお持ちの方、ぜひメッセージよりお寄せください。
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