劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」第2章 舞台挨拶レポート(1月12日 9時回)

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2019年1月12日(土)より全国にて公開予定の劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅱ.lost butterfly。

その舞台挨拶が初日の1月12日に新宿バルト9にて行われた。

その映像はライブビューイングで全国の映画館でも放映された。

初回(9:00~)の舞台挨拶では、監督の須藤友徳、衛宮士郎役の杉山紀彰、間桐桜役の下屋則子、間桐慎二役の神谷浩史、そして主題歌を歌うAimerが登場した。

 

ちなみにここからはネタバレを含まれているので、ネタバレNGな人は注意。

また、語った言葉は正確ではなく「こんな感じのニュアンスの話だった」という意味で書いている。

舞台挨拶(9:00〜)

初回(9:00~)の舞台挨拶は、映画本編放映後に開催された。

そのため、舞台挨拶の中で本編の内容が含められた質問や回答になっていた。

須藤監督の挨拶

須藤監督はまず映画の制作に関わったスタッフへの感謝を述べた。

ストーリーに関しての質問に「1章は「日常の崩壊」がコンセプト。続く2章については「選択」。その「選択」に至るまでの葛藤や経過を描きたかった。衛宮士郎の最後のセリフ「裏切るとも」にどうやって持っていくか、向かって行くかを描いた」と語った。

また、間桐臓硯の声優 津嘉山正種を絶賛した。

次の第3章について2020年春と発表され「退路を断ちました。楽しみにしてください」と締めくくった。

 

杉山紀彰の挨拶

杉山紀彰は、冬木の街並みや衛宮邸など作画の素晴らしさ、戦闘シーンのスピード感を絶賛。

また、「桜の夢の中→現実シーンにインパクトを受けた」と話した。

衛宮士郎を演じるにあたり、「桜への恋愛感情と、自分の信念の間での葛藤を表現したかった」と言う。

慎二に関して聞かれると、「慎二は士郎を認めているが、士郎は慎二の事をその他大勢としか見ていない。それに対して慎二は士郎に苛つきを覚えている。それが2章でよく分かる」と語った。

 

下屋則子の挨拶

下屋則子は、まず「皆さんが映画の中で雪を見ている最中に、東京は雪が振りました!恐ろしい作品!」と話し始めた。

作品を鑑賞した時は「体がこわばり、鳥肌が立った」と話す。

間桐桜を演じるにあたって、「特に『私は処女じゃないんですよ』のセリフに葛藤した、これまで自分の気持を言ってこなかった桜がこのセリフをなぜ言ったのか。それを理解するのに苦労した」と言う。

また、主題歌の「I beg you」について「自分のキャラにぴったりな曲が出来ていて、嬉しい」と喜んでいた

 

神谷浩史の挨拶

神谷浩史「Fateは詳しくない」「慎二はすぐにドロップアウトしてしまう」と笑いを誘う。

そこから「Fateの内容を知らない努力をしてきた」と話した。

作品についてはアニメーションのクオリティの高さから「いいもん観たなと感じる」と絶賛。

また、間桐慎二を演じるにあたり「映像で慎二のキャラクターが写っていなかったり、手しか写ってなかったりと蚊帳の外に置かれている。そんな状況での慎二の気持ちを表現するのが楽しかった」と語った。

 

Aimerの生ライブ

後半には主題歌「I beg you」を唄ったAimerが登場し、生歌を披露。

独特な歌声と2章の桜を思わせる歌詞で、映画を観終わったばかりの観客を再度映画の世界観へ誘った。

 

まとめ

舞台挨拶はだいたい50分くらい。

そのため、上記以外のことも沢山話した…はずだが、流石に全ては覚えきれなかったので、印象に残ったものをまとめた。

印象として、今回の映画で退場となった「間桐慎二」の話が多めだったように思う。

監督、声優陣から作品愛を感じられる、素晴らしい挨拶だった。

また、劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅱ.lost butterfly自体も、非常にクオリティが高く楽しめた。

ちなみに観に行く時は、第1章を観てから行くことをオススメする。

 




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ウェブデザイナー
男 1983年生まれ
”コンパクトなデバイス”、”マンガ”、”メガネ”をこよなく愛する。
イラストの肩に乗ってるのはめそ…じゃなくてペットのフェレット2匹。