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2018年末に久しぶりに大型のスペックアップとなったMac mini。
Mac miniはiMacに比べて価格が安く、ディスプレイが自分で好きなものを選べるのが選べるのが特徴となっている。
印刷物や写真を扱う仕事の人からは「iMacのディスプレイは彩度が高すぎて駄目」という話を耳にする。
先日、知り合いから「Mac miniの新しいのが出たけど、カスタマイズをどうしたら良いか分からない」と相談されたので、そんな人向けの記事を書こうと思う。
Mac miniのベースは2種類
Mac miniのベースとなるのは2種類。
Core i3、SSD128GBモデルと、Core i5、SSD256モデルだ。
他の仕様は一緒なので、ベースが違ってもカスタマイズで同じ仕様にすれば価格も同じになる。
Apple 表示名 | 3.6GHzクアッドコアプロセッサ 128GBストレージ |
3.0GHz 6コアプロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.1GHz) 256GBストレージ |
CPU | 3.6GHzクアッドコア第8世代Intel Core i3プロセッサ | 3.0GHz 6コア第8世代Intel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.1GHz) |
メモリ | 8GB 2,666MHz DDR4メモリ | 8GB 2,666MHz DDR4メモリ |
グラフィック | Intel UHD Graphics 630 | Intel UHD Graphics 630 |
ストレージ | 128GB PCIeベースSSDストレージ | 256GB PCIeベースSSDストレージ |
価格 | ¥89,800 (税別) | ¥122,800 (税別) |
カスタマイズ
CPU
両モデルとも、3.2GHz 6コア第8世代Intel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.6GHz)へのアップグレードが可能。
Core i3モデルからは+33,000円、Core i5モデルからは+22,000円となる。
ちなみにCPUは Core i7、Core i5、Core i3 というグレードに分かれている。
数値が大きいほうが処理速度が早いと考えれば良い。
GeekbenchでベンチマークスコアではCore i3が14375、Core i5が19899、Core i7が23516となっている。(簡単に説明すると、数字が高いほうが処理が早い)
Core i3でも軽い処理は難なくこなせるが、重い作業を主に行うならCore i5以上が良いだろう。
あくまでも数値上だが、Core i7はCore i5よりも1.2倍早い計算になる。
それを22,000円で高いと感じればCore i5、安いと感じればCore i7かな。
Geekbench
・Mac mini (2018)/3.2GHz Core i7/8GBRAM/256GBSSD/Intel UHD Graphics 630
・Mac mini (2018)/3.0GHz Core i5/8GBRAM/256GBSSD/Intel UHD Graphics 630
・Mac mini (2018)/3.6GHz Core i3/8GBRAM/128GBSSD/Intel UHD Graphics 630
メモリ
両モデルとも標準ではメモリ8GBが搭載されいている。
アップグレードは16GB(+22,000円)、32GB(+66,000円)、64GB(+154,000円)が用意されいる。
重い作業を同時に行わないのであれば、8GBでも十分。
それなりに色々な作業を同時に行うのなら、できれば16GBにはしておきたい。
ちなみに、Adobe CCの推奨メモリ容量がアップしていて、「Illustrator CC」「InDesign CC」は16GB、「Premiere Pro CC」は32GBとなっている。
Adobe CCを使うのであれば、最低16GB、予算が許すなら32GBを選ぼう。
64GBを選べば間違いないが、価格を考えると手が出しにくい。
動画や3Dを扱う人は処理の差が出やすいので、64GB積んだら待ち時間少なくなってストレスフリーになるかも。
ただ、ここまで予算が許されるなら外付けGPUの「Blackmagic eGPU Pro」も検討するべき。
Mac mini(2018)はApple Storeでメモリの換装が可能なので、ゆくゆくメモリが足りなくなったらアップグレードでも良い。
ちなみに自分での換装も可能だが、少し難易度が高め。
ストレージ
Core i3は標準でSSD128GB、Core i5モデルは標準でSSD256GBが搭載されている。
アップグレードはすべてSSDで、256GB(Core i3モデルのみ)、512GB、1TB、2TBが用意されている。
Core i3からのアップグレードは256GB(+22,000円)、512GB(+44,000円)、1TB(+88,000円)、2TB(+176,000円)
Core i5からのアップグレードは512GB(+22,000円)、1TB(+66,000円)、2TB(+154,000円)。
ストレージは記憶できる容量なので、大きいに越したことはない。
価格とのバランスを考えると、256GB〜512GBあたりを積んで、大きいデータは外付けHDDにするのが良さそうだ。
予算があるなら、1TB、2TBにしよう。
外付けHDDをガッツリ使うなら、128GBでもありかな。
Ethernet
両モデルとも、標準ではギガビットEthernet(10/100/1000BASE-TギガビットEthernet、RJ‑45コネクタ使用)。
これを10ギガビットEthernet(1Gb、2.5Gb、5Gb、10Gb Ethernetに対応するNbase-T Ethernet、RJ‑45コネクタ使用)に+11,000円でアップグレードが可能。
要はアップグレードすると、「LANケーブルでつないだ機器同士の通信速度が馬鹿早いですよ」という感じ。
もちろん、つなぐ機器の両方が10ギガビットEthernetに対応が必要。
アップグレードは11,000円とかなり安いが、これを使うのは一握りの人たちかな。
「Ethernetってなんぞや」という人はアップグレードしなくて大丈夫。
まとめ
Mac mini(2018)のカスタマイズの選び方を簡単に説明した。
ちなみに個人的に買うなら、Core i5モデルにメモリ16GB、SSD512GBかな。
その仕様だと166,800円(税別)になるので、少々割高感を感じなくもないが。
趣味でブログ書くのと多少Illustrator、Photoshopいじるくらいだから、まだMac mini(2011)でも十分。
仕事でガッツリ使うなら迷わず変えるけどね。