iPhoneの脱獄ってまだ需要あるの?

レビュー・感想




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こんにちは。ユウスケです。

 

ここ最近、昔の話が続いて思い出したことを。

ちょっと懐かしい話。

今回はiPhoneのJailbreak(脱獄)の話。

iPhoneの脱獄って?

そもそもの話で、iPhoneの脱獄ってなんぞ?

「脱獄」または「JailBreak」

iPhoneをAppleが許可していないアプリの動作が可能な状態にすること。

iPhoneは基本的にはApp Storeからしかアプリを落とせない。

そこで脱獄ツールを使ってiPhoneを脱獄状態にすれば、

Appleが許可していないアプリや機能を使えるようにできる。

 

ちなみに脱獄するのは完全に自己責任。

許可していないアプリをインストールするわけだから、

便利なアプリもあれば、悪意があるアプリも中にはある。

脱獄が原因でiPhone壊れてもAppleのサポートは受けられない。

ただ、Appleの規約違反だからサポートは受けられないが、違法ではない。

とは言え、推奨はしないけど。

脱獄のメリットとデメリット

脱獄するかしないかは、メリットとデメリットを比較して、メリットが大きければ脱獄する形になる。人によって感じ方は変わるので、どちらが大きいとも言えない。

メリット

AppStoreにない色々なアプリや機能追加が出来る

カメラのシャッター音が消せる

フォントが変えられる 

ロック画面、ホーム画面、コントロールセンター、通知センターなどがカスタマイズ可能

デメリット

Appleのサポートは受けることが出来ない

脱獄アプリのサポートなどは基本的にない

自力で調べる能力が必要

セキュリティの脆弱性が高まる

不安定になる場合がある

全て自己責任

脱獄は下火になった?

私がiPhoneを使い始めたのは3G。

そこから3G→3GS→4S→5S→5S(2代目)と使ってきた。

脱獄をしていたのは3G〜4Sまで。

5Sの頃になると、脱獄の必要がなかったのでしていなかった。

何故脱獄をしていたのか

一番大きな理由として、「SIMロックの解除」をしたかった。

今はAppleから直接iPhoneを変えばSIMロックがかかっていないので、どこのキャリアでも使えるが

3G、3GSの頃はAppleから直接買うことができず、キャリアのSIMロックがかかっているものしか買えなかった。

その頃、私はしばらく海外に住む予定だったので、どうしても現地のSIMでiPhoneを使いたかった。

Softbankに電話して聞いてみたが、SIMロックの解除は(当然)出来ないと言われ。

色々調べた結果、脱獄に行き着いた。

(ちなみによく「SIMフリー」と呼んでる人がいるが、海外だと通用しないので注意。

「SIM free」ではなく「unlock」で通じる)

 

当時、まだスマートフォンは流行っておらず、周りでは誰一人持っていなかったので

脱獄のお陰でiPhoneを現地のSIMを使うことができた自分は

周りにドヤ顔をしていたのを覚えている。

 

脱獄していたその他の理由としては、

今で言うコントロールセンターの追加や、ロック画面の通知の追加やアプリのショートカットの追加、iPhoneXで実装されたジェスチャーでの操作などなど。

その時のOSは3でまだまだ発展途上だった。(まだiOSという名前ではなかった)

それがバージョンアップを重ねるうちに、コントロールセンターが追加され、ロック画面にショートカットが追加され、ジェスチャー操作までも追加された。

 

実はこれらは全部、脱獄アプリからの逆輸入だった訳。

便利なものはAppleが公式でガンガン取り入れていった。

使いやすくなることはいいことだ。

私が5Sを使っている頃は、もう脱獄してもあまり意味ないねって状態だった。

 

今まだ出来ないことといえば、アプリの並び方かな。

iOS11でも未だアイコンを左上揃えにするのはなんでだぜ…

脱獄の現状

お気に入りに入れてあった脱獄指南サイトが、ことごとく無くなっていたり更新が止まったりしている。

新たに作られたサイトも多々あるんだろうが、以前に比べてとても少ないように感じる。

私自身が脱獄から興味を無くしてしまったというのもあるが、

やはりニーズが相当少なくなってきているのだろう。

 

それでも脱獄のサイトやツール、アプリなどはまだ開発をしている人はいるようで、

iOS11も現状は脱獄が出来る状態らしい。

 

とは言え、色々出来るようになったiOS11で脱獄をして何をするのか…

自分には思いつかない。

脱獄の必要がなくなった?

そもそも脱獄する人はAndroidを使えば、それなりに満足できるわけで。

以前のAndroidは正直、使い物にならないレベルだったから、iPhoneを脱獄して使うのは理にかなっていた。

しかしここ数年のAndoridはiPhoneとくらべても遜色ないレベルに達しているので、iPhoneをわざわざ脱獄してまで使う必要もない。

 

そして基本的にはAndroidの方が安価。

値段の高いiPhoneを脱獄してAndroidと同じにしてもね…

そりゃ脱獄する人減るよな。

まとめ

発展途上だった以前のiPhoneは使いやすくカスタマイズするために脱獄が流行っていた。

今は脱獄アプリの良いところをAppleが取り入れ、最新のiOS11はかなり便利になっているので脱獄の必要性が見当たらない。

脱獄をしていた人たちは、Androidに移行した方が幸せだと思う。

 




4 件のコメント

  • root権限の無いAndoridなんて出来る事はたかが知れてるし、iOSを脱獄してて、見た目のカスタマイズで満足してた人以外は結局Androidも改造するのがオチな気が

    • 確かにiOSを脱獄して、かなり細かいセッティングをやっていた人はAndroidでもroot取らないと駄目かもですね。
      そう考えると、iOSを脱獄した方がネット上に情報がたくさんあり、メリットがあるかもしれないですね。

  • 脱獄が廃れた一番の理由は有名になり過ぎたからだと思います。
    マイナーだったから無視されてたのが有名になると
    アプリが対策して起動できなくなったり、対策されてても起動できるようにするtweakも一時的なもので結局はアプリ側とのイタチごっこだし、もういつ急に起動できなくなるのかビクビクしながら使うのは疲れました。
    有名なアプリであればすぐ対策tweakも出るでしょうが銀行アプリは基本脱獄してたら起動できないし対策tweakも出ませんし今は脱獄した事によって手に入れる便利さよりもその事により圧倒的に不便になることのほうが多いです。
    今のosでも細かいこと言えばアイコンの配列だったり電話録音だったり欲しい機能はありますがそれだけでアプリ起動対策合戦をする気にもなりません

  • Androidアプリと脱獄Tweakだったら後者の方が見た目も質も良いのが多いからな。脱獄の需要としてはiOSがこれからもライトユーザー向けな限りずっとあるでしょ。

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    男 1983年生まれ
    ”コンパクトなデバイス”、”マンガ”、”メガネ”をこよなく愛する。
    イラストの肩に乗ってるのはめそ…じゃなくてペットのフェレット2匹。