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総務省が2019年7月から、中古スマホのSIMロック解除に対応するよう通信大手3社に義務付ける方針を固めた。
これにより、スマホの中古市場の流通を活発化と共に、格安SIMへの移行をしやすくし、通信会社の競争を促すようだ。
中古スマホのSIMロック解除が可能に!中古市場が活性化するか!?
SIMロック解除が出来ない中古スマホ
現状、SIMロックの解除はキャリアで買った契約者が一定の条件を満たした時のみ解除可能となっている。
SIMロックを解除せずに手放すと、そのスマホのSIMロック解除は不可能になる。
auは中古スマホでも解除できたのだが、2017年12月からSIMロック解除は契約者本人のみとなってしまっていた。
(docomo、softbankは以前から契約者本人のみだった)
その為、オークションサイトやフリマサイトではSIMロックが解除された端末と、解除されていない端末で大きな価格差が出てくる。
スマホが中古で数多く流通しても、使えるキャリアが限定されてしまうので、中古市場の活性化を鈍化させてしまっている。
特にソフトバンクの端末は、使える格安SIMの回線が少ないこともあり、docomoやauのスマホに比べて安く売られる傾向がある。
逆にdocomoの端末は格安SIMの回線が多いので、高く取引される傾向が見られる。
2019年7月に中古端末のロック解除が実現すれば、使い勝手が良くなる分、価格が多少高騰する可能性がある。
ちなみにiPhone8、iPhone8 Plus、iPhone Xに関しては、SIMロックの解除をしなくても格安SIMが利用可能となっている。
ただし、あくまで格安SIMに限られた話で、例えばdocomoのiPhone XをSoftbankで使う場合にはSIMロックの解除が必要だ。
SIMロック解除対象端末は?
今回の総務省の方針が実現した場合、対象端末はどうなるのか。
2019年7月移行の端末が中古になった場合に、ロック解除できるのか。
それともすでに出回っている中古スマホも対象になるのか。
すでに相当な数のスマホが中古に出回っているので、それらが対象になるのかならないのか、非常に気になる所だ。
ちなみに、現状でSIMロック解除が可能なのは、2015年5月移行に発売した端末。
iPhoneで言うと、iPhone6sシリーズからがSIMロック解除の対象となっている。
恐らくそれ以前のスマホが対象になることは無いだろう。
まとめ
総務省の思惑通り、中古スマホのSIMロック解除に対応を通信大手3社に義務付けが実現すれば、スマホの中古市場は多少活性するはず。
個人的には中古端末でいろいろ遊びたいので、この方針はとても嬉しい。
ただ、3大キャリアは仲良く揃って斜め下の方針を取ってくる場合があるので、楽観視は出来ない。
厳しい条件や高い手数料を付けてこなければいいんだけど…。