スラムダンクが電子書籍で出ていない理由。

マンガ・アニメ




こんにちは、ユウスケです。

先日書いた記事で、懐かしい漫画がたくさん出て懐かしさに浸っていた。

30代にドンピシャ。Amazon、Kindle「30~40代がもう一度読みたい」マンガキャンペーン[3/22まで]

2018.03.11

そんな中で、ふと気がついた。

 

「Kindleにスラムダンクがない。」

青春スポーツ漫画の金字塔と言える伝説の漫画「スラムダンク」が、Kindleのラインナップに入っていないのだ。

そんなバカなと思い、Amazonで散々検索してみるもKindleで「スラムダンク」は出ていなかった。

Kindleだけでなく、楽天koboやジャンプ公式のジャンプBOOKストア!など他の電子書籍でも出ていなかった。

 

なぜ同じジャンプでも電子書籍が出ている漫画と出ていない漫画があるのか。

何が違うのか。

気になったので調べてみた。

電子書籍で出ない漫画がある理由

電子書籍化をしない漫画と、出来ない漫画

電子書籍化していない漫画は沢山ある。

古い漫画だったり、あまり人気がない漫画だったり。

電子書籍化するのも手間がかかりコストも掛かるから、採算が見込めないものは電子化しない(できない)のだろう。

小学生の頃好きだった「仏ゾーン」は、需要ないのかね…

昔の漫画、人気のない漫画って再版されないので手に入りにくいものが多い。

また、紙だと保存場所の問題、劣化の問題も出てくる。

電子書籍化してくれれば、それらが一気に解決するのになぁ。

古くて手に入りにくい漫画こそ電子書籍化して欲しい。

 

そして、それよりも気になるのは、人気があって売れそうなのに電子書籍化していない漫画。

一番先に話に出した「スラムダンク」が正にそれだ。

「スラムダンク」はバスケブームという社会現象を作った大人気作品

少年野球やサッカーをやっていた子たちが、「スラムダンク」に影響されて、こぞってバスケに転向。

どこの学校もバスケ部の入部希望数がものすごい事になった。

「スラムダンク」に影響されてバスケを始めた同級生がどれだけ多かった事か。

 

そしてみんな流川やミッチーに憧れたけど、部員数多すぎてベンチに入れない人が大半。

ほとんどの人は桜木にユニフォームを奪われた、佐々岡君にもなれなかったんじゃないかな。

 

スポーツにほとんど関心のない私がKindleのセールでまず探したのが「スラムダンク」

自分の青春時代の漫画で何が読みたいかなと考えて、一番に思い浮かんだ。

今考えても、「スラムダンク」以上に面白いスポーツ漫画は無いんじゃないかと思っている。

 

そんな「スラムダンク」が電子書籍化して売れないはずがない。

「スラムダンク」は書籍化出来ないのではなくて、書籍化しない漫画なんだ。

 

「スラムダンク」が電子書籍化しない理由

調べてみたら、あっさりと理由がわかった。

 

作者の井上雄彦先生が電子書籍化を望んでいないらしい

いろいろなサイトを観てみたけど、その証拠となるソースは見つからなかった。

なので「らしい」と表記させてもらった。

SNSやブログ、テレビ番組などで発信されたわけじゃ無さそうだけど…。

 

電子書籍化をするのには出版社と作者が新たに契約を結ぶ必要がある。

そこで作者が突っぱねれば、電子書籍化は叶わない。

 

井上先生が電子書籍化を望んでいない理由を勝手に想像すると、

紙の漫画として見開き前提で描いている。

それが電子書籍で片ページずつになってしまうと、読み手に違和感やテンポの悪さを感じさせてしまったりする。

 

このスラムダンクの見開き名シーン。

いつ見ても胸熱になる、素晴らしいシーンだ。

 

それが片ページになるとこうなってしまう。

 

ハイタッチした感が全然ない!

見開きで書いてるページが方ページずつになると、作者の意図がうまく伝わらなくなるもんだなぁ。

 

もう一つ思い当たるのが、井上先生はバガボンドで「筆」を使って描いている。

このデジタルのご時世に、筆に墨で書き直し無しという超アナログ。

そのせいか、絵から伝わってくる「和」の雰囲気が半端ない。

おそらくこれはデジタルでは表現できない。

 

以前、井上先生を密着取材したテレビ番組で、筆で描いている所を観た事がある。

すごい、なんてもんじゃない圧倒的な画力

井上先生を画力日本一に上げる人もいるくらい。

 

そしてその画風に合わせて、こだわったんだろうなと思わせる表紙の紙質。

これが電子書籍だったら、液晶によって色の表現性は変わってしまう。

こだわって描いてるであろう墨の濃淡も、液晶の質でかなり変わってきてしまう。

もちろん電子書籍では紙の質を感じることも出来ない。

 

圧倒的な画力とこだわりを持っている井上雄彦先生が、

電子書籍化を拒む理由がなんとなくわかった気がする。

 

電子書籍だと井上先生の作品を100%表現ができないんだろうな。

 

まぁ、全部私の想像だけど。

まとめ

人気漫画「スラムダンク」が電子書籍化をしない理由を、想像を交えてまとめてみた。

 

こんな記事を書いていたら、スラムダンクとバガボンドが非常に読みたくなってきた。

スラムダンク完全版欲しいなぁ。

 

【2018.7.13追記】

スラムダンク「新装再編版」が発売されることになった。

詳しくは下記記事をどうぞ

『スラムダンク』“新装再編版”と“完全版”を比較!どっちがいい?

2018.06.03