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Macを選ぶにあたって、非常に悩ましいのは数あるラインナップと、その価格だ。
安い買い物ではないので、間違った選択はしたくない。
デスクトップ+ノートの2台体制がいいのか、ハイスペックノート1台体制が良いのか。
Apple公式サイトでいろいろカスタマイズしてみるが、その価格にため息。
そんな中、機種ごとの価格に対する性能(ベンチマーク)が気になったので表を作ってみた。
スコア(ベンチマーク)はgeekbench.comを参考にさせてもらっている。
コスパは単純に「価格 ÷ スコア」で計算し、スコア1に対しての単価はいくらになるのかを表している。ディスプレイの有無やメモリ、ストレージ、グラフィックなどは一切考慮していない。
また、価格はそのモデルの一番安いモデルの価格となっている。それに対して、スコア(ベンチマーク)はメモリやストレージをカスタマイズしているモデルも混在していると思われる。なので数値は目安として考えていただきたい。
【2019年】Macの価格・スコア・コスパ 一覧表
Mac/CPU | スコア | 価格(税別) | コスパ |
---|---|---|---|
iMac Pro (Late 2017) | |||
Intel Xeon W-2191B @ 2.3 GHz (18 cores) | 48,369 | ¥ 822,800 | 17.0 |
Intel Xeon W-2170B @ 2.5 GHz (14 cores) | 41,569 | ¥ 734,800 | 17.7 |
Intel Xeon W-2150B @ 3.0 GHz (10 cores) | 36,162 | ¥ 646,800 | 17.9 |
Intel Xeon W-2140B @ 3.2 GHz (8 cores) | 31,272 | ¥ 558,800 | 17.9 |
iMac (27-inch Retina Early 2019) | |||
Intel Core i9-9900K @ 3.6 GHz (8 cores) | 33,551 | ¥ 275,800 | 8.2 |
Intel Core i5-9600K @ 3.7 GHz (6 cores) | 22,955 | ¥ 253,800 | 11.1 |
Intel Core i5-8600 @ 3.1 GHz (6 cores) | 21,949 | ¥ 220,800 | 10.1 |
Intel Core i5-8500 @ 3.0 GHz (6 cores) | 20,923 | ¥ 198,800 | 9.5 |
iMac (21.5-inch Retina Early 2019) | |||
Intel Core i7-8700 @ 3.2 GHz (6 cores) | 26,084 | ¥ 175,800 | 6.7 |
Intel Core i5-8500 @ 3.0 GHz (6 cores) | 20,923 | ¥ 164,800 | 7.9 |
Intel Core i3-8100 @ 3.6 GHz(4 cores) | 13,953 | ¥ 142,800 | 10.2 |
iMac (21.5-inch Mid 2017) | |||
Intel Core i5-7360U @ 2.3 GHz (2 cores) | 9,068 | ¥ 120,800 | 13.3 |
Mac mini (Late 2018) | |||
Intel Core i7-8700B @ 3.2 GHz (6 cores) | 24,328 | ¥ 144,800 | 6.0 |
Intel Core i5-8500B @ 3.0 GHz (6 cores) | 20,343 | ¥ 122,800 | 6.0 |
Intel Core i3-8100B @ 3.6 GHz (4 cores) | 13,977 | ¥ 89,800 | 6.4 |
MacBook Pro (15-inch Mid 2018) | |||
Intel Core i9-8950HK @ 2.9 GHz (6 cores) | 22,633 | ¥ 291,800 | 12.9 |
Intel Core i7-8850H @ 2.6 GHz (6 cores) | 21,477 | ¥ 258,800 | 12.1 |
Intel Core i7-8750H @ 2.2 GHz (6 cores) | 21,170 | ¥ 302,800 | 14.3 |
MacBook Pro (13-inch Mid 2018) | |||
Intel Core i7-8559U @ 2.7 GHz (4 cores) | 17,770 | ¥ 231,800 | 13.0 |
Intel Core i5-8259U @ 2.3 GHz (4 cores) | 16,621 | ¥ 198,800 | 12.0 |
MacBook Pro (13-inch Mid 2017) | |||
Intel Core i7-7567U @ 3.5 GHz (2 cores) | 9,546 | ¥ 146,800 | 15.4 |
Intel Core i5-7360U @ 2.3 GHz (2 cores) | 9,085 | ¥ 142,800 | 15.7 |
MacBook Air (Late 2018) | |||
Intel Core i5-8210Y @ 1.6 GHz (2 cores) | 7,397 | ¥ 134,800 | 18.2 |
MacBook Air (Mid 2017) | |||
Intel Core i5-5350U @ 1.8 GHz (2 cores) | 6,103 | ¥ 98,800 | 16.2 |
MacBook (Mid 2017) | |||
Intel Core i7-7Y75 @ 1.4 GHz (2 cores) | 7,549 | ¥ 170,300 | 22.6 |
Intel Core i5-7Y54 @ 1.3 GHz (2 cores) | 6,974 | ¥ 153,800 | 22.1 |
Intel Core m3-7Y32 @ 1.2 GHz (2 cores) | 6,650 | ¥ 142,800 | 21.5 |
デスクトップのコスパが良い
表にしてみると、デスクトップ機の特にMac miniのコスパの良さが際立っている。
iMacと違い、ディスプレイ+キーボード+マウスは自分で用意しなければならないので、当たり前だ。
逆に言えば、ディスプレイを自分で好きに選べるというメリットでもある。
ノートはその小さいボディにパーツを詰め込まなくてはならないし、バッテリーも必要になるので、デスクトップと比べてコスパが悪くなるのは当たり前。
それが顕著に出ているのはMacbook。
Macの中で性能は最下位ながらも、コスパ的にも一番悪い。
ただ、Macbookの魅力は軽量・コンパクトなところにあって、性能の高さを求められている機種ではない。
そのため、今回の「価格に対する性能」の比較では成績が悪くなって当然だ。
CPUのグレードアップは得?
デスクトップはCPUをグレードアップした方がコスパが良くなるようだ。
特にiMac 27インチとiMac 21.5インチは、最上位のCPUにカスタマイズすると飛躍的にコスパが良くなる。
逆にノートはCPUをグレードアップするとコスパが悪くなる傾向にある。
自分の使い方で考えてみる
私のメイン作業はブログ執筆、情報収集、画像編集、デザイン制作、コーディング。
表を作ってみて分かったのは、私はデスクトップ+モバイルの2台体制の方がコスパが良くなりそうだ。
まず、私の作業は自宅でデスクに座っての作業が圧倒的に多い。
動画や3Dは扱わないのでスペックはそれほど高いものを求めないが、ディスプレイを2台使って作業スペースを大きく取っている。
Macbook Proであればデュアルディスプレイも余裕でできるので、デスクトップとモバイルの兼用で使いたいと思っていた。
しかし、Macbook ProよりもMac miniを使ったほうが圧倒的にコスパが良い。
ただ、そうなるとモバイルするMacが別で必要となってしまう。
外出先で使うのは月1程度だが、寒い時期になると布団に潜りながらノートで作業をする。
モバイルの場合、13インチだろうが15インチだろうがデスクトップから比べれば作業スペースが圧倒的に狭いので、画像編集やデザイン制作、コーディングはあまり行いたくない。(作業中は3〜5ウィンドウくらい表示しておきたい)
そのため、モバイルで行うのはブログ執筆、情報収集くらい。
また、Macbook Proを買った場合はメインとして使うことになるだろうが、メインで使っているMacを気軽に外に持ち出せない気もする。落としたりぶつけたりして壊してしまう可能性が上がるし、修理の際にメインがいなくなってしまうと作業が何もできなくなってしまう。
そう考えると、スペックの低い一番安いモデルでも全然問題ないし、最新である必要もないので、状態の良い中古を探すのが良いのかもしれない。
このように、自分自身がMacをどう使うのか、どう使いたいのかを一度見直し、それから購入を検討してみてはどうだろうか。