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2017年12月15日に公開となった『スターウォーズ 最後のジェダイ(EP8)』。
2年前に公開されたEP7に続く話。
↓からは『スターウォーズ 最後のジェダイ(EP8)』について
ガッツリとネタバレをしながら感想を書く。
この記事の目次
スターウォーズ 最後のジェダイ(EP8)とは
スターウォーズシリーズの8作目。
EP7・8・9と3部作構成になっているので、真ん中の作品となっている。
EP7のすぐ後の話で、数日〜長くても数ヶ月と思われる。
自分はニワカファンなので、ウンチクは他のサイトで確認してもらうとして、
ここからは個人的な感想を。
スターウォーズ 最後のジェダイ(EP8)の感想
公開前の盛り上がり
今回感じているのは、公開前の盛り上がりが少ないこと。
TV、ネットでの取り上げられ方が少ないなと感じていた。
また、個人的にも盛り上がりが少なかった。
というのも、EP7が公開する時は、久しぶりの新作が観られるので
それまでのうっぷんが晴らされるような盛り上がりだったからだ。
ちなみに、EP7は色々叩かれてはいたが、個人的にはとても好きな作品。
EP4,5,6のオマージュがガッツり詰まった作品で、ファンサービス満載だった。
主人公のレイ、元ストームトルーパーで脱走兵のフィン、レジスタンスパイロットのポー、敵側のカイロレン。
そしてEP4,5,6で活躍したルーク、レイア、ハン・ソロがキャストをそのままに出演。
ダース・ベイダーのような魅力を持っているキャラはいないものの、個々の魅了が十分に出ている作品だった。
その1年後のスピンオフ作品「ローグワン」は、本編から外れているストーリーなので盛り上がらなくても仕方ない。
ジェダイが出てこないので、自然とライトセイバーも出てこない。
それでもしっかりとスターウォースしてた。
そしてEP7から2年後の2017年12月。
EP8の公開。
結論から言うと、私には全然ダメだった。
何がしたいのか分からない作品。
思い出しながらまとめてみた。
良かった所
レイとカイロ・レンのライトセイバーのチャンバラ
これが出てくると、スター・ウォーズ観てるな!と感じられる。
敵もブラッドボーンを思い出させる、ムチ・槍・双剣に変形できる武器を使っていた。
ここはかっこよかったな。
(ちなみに、一番好きなチャンバラシーンはEP1のクワイ=ガン・ジンvsダース・モール)
R2-D2とルークとの再会とその行動
R2-D2とルークの再会、レイに何も教えないルークに対してR2が取った行動。
再生したEP4のレイア姫がオビ=ワンに助けを求める映像を再生。
そしてルークが「ずるいぞ」と。
これは胸にぐっと来た。
ダメだった所
何がダメって、作戦のやることなすことが、行き当たりばったり。
レジスタンスもファーストオーダーも。
誰も何も成してない。何も話が進んでない。
両方のリーダー的存在が死んだってだけ。
レイ(ジェダイ見習い?)
→ルークに帰れって言われ、相手にされない。
→カイロ・レンとよくわからんコンタクト。カイロ・レンを説得してるつもりが、敵側の作戦。
→ルークにほとんど何も教えてもらえない。
→ルークが修行を付けてくれるといって、初めのステップでダークサイドに落ちかける。
→ダークサイドに落ちかけた場所に望むものがあると思い、行ってみるも収穫なし。
→敵陣地に乗り込むも、敵ボスに手も足も出ず。
→前作からの「両親は誰なんだ」問題。結局なんでもない人。レイを酒代の為に売って、その辺で死んだらしい。
→チューバッカのファルコン号に砲撃手として、ポー、フィンの作戦の囮役になるが、彼らはすぐに撤退。
→レジスタンスを逃がすのに、道を塞いでいた岩をフォースで持ち上げる。
ポー・ダメロン(レジスタンスパイロット)
→敵大型戦艦ドレットノートを落とすも、味方にも甚大な被害。
→命令無視と甚大な被害のあわせ技で、レイアに降格を言い渡される。
→秘密の作戦を執行するも、知らされていなかった本当の作戦の邪魔者に。
→基地の防壁を守るために出撃したものの、何もせず退却。
フィン(元ストームトルーパー)
→レイの為といい、ピンチの艦から逃げ出そうとして、整備士に咎められる。
→敵のバリアを破る人を迎えに行くも捕まってしまい、他の人を連れていくも、裏切られる。
→元上司のファズマにボコられる。
→基地の防壁を守るために相手の巨大武器に特攻しようとするも、味方に体当たりで妨害されいいトコなし。
ルーク(ジェダイマスター)
→EP7であんなにカッコよく登場したのに、その後の瞬間、ライトセイバーをポイッと捨てる。
→ベン・ソロがダークサイドに落ちたので、いじけて引退。
→ジェダイは滅びる時だと言い放つ。
→昔ベン・ソロの暗黒面にビビり殺そうとし返り討ちにあい、弟子を殺される&持って行かれる。
(ベン・ソロがカイロ・レンになったのはこのせい。)
→レイのフォースにもビビる
→ジェダイの寺院・書物を焼こうとするも、自分ではできない。
→霊体ヨーダに説教される。
→レジスタンスを逃がすために、引きこもりの島から幽体離脱?みたいなのをして助けに来る
→その状態でカイロ・レンと戦うが、ダメージ受けないし、ダメージ与えられない。
→伝説的なジェダイマスターなのに時間稼ぎ役。
→幽体離脱のせいで死ぬ。
レイア(レジスタンスリーダー)
→レジスタンスのリーダー。作戦練ったり指示したりしてたんだろうけど、その描写なし。
→あっけなく死…と思いきや生きてるんカーイ。フォース使えると宇宙でも生きられるのね。
→復活し、それを喜んでるポーを撃つ
→ピンチの艦から脱出し、基地のある惑星に着いて救難信号出すも、誰も来てくれない。
→幽体離脱のルークに会うも、幽体離脱と気がつかない(たぶん)
→結局レジスタンスの象徴なだけ。
BB-8(ロボ)
→今作品、唯一の有能。
R2-D2(ロボ)
→ルークとの再会!レイに修行をつけるようルークに進言。出番以上。
チューバッカ(ウーキー族)
→ハン・ソロいないファルコン号の操縦者。物足りなさが半端ない。
→ルークの島で可愛い動物連れてる。
→ハン・ソロいないと何言ってるか分からない。
ヨーダ(幽体)
→EP4,5の頭おかしいヨーダのまま。
→ルークが寺院、書物を焼くのに躊躇してたから、ライデイン(雷落とし)して代わりに焼く。
→ジェダイなんか古い遺産だから滅んでいいとルークに説教。
カイロ・レン
→レイに負けたことをスノークに怒られる。
→まーた癇癪起こす。
→よくわからんフォースでレイとちょくちょくコンタクトとる。
→上半身裸でコンタクトとって、レイにセクハラ。
→ルークに殺されかけた、とレイにチクる。
→ライトセイバーを遠隔起動して、スノークを真っ二つに。下克上。
→ジェダイもシスも古い。レイと2人で新しい世界を作ろうと誘うも、振られる。
→最高指揮官になって、レジスタンスを攻めた際、現れたルーク(幽体)に必要以上の一斉射撃。
→一斉射撃が効かなかったので、一対一での決闘をする。
→ルークの幽体に気が付かず、ひとりでライトセイバーをブンブン。
→ルークの挑発でやっとライトセイバーを当てるが、幽体なのですり抜ける。効かない。
→ルークの時間稼ぎにまんんまとひっかかり、レジスタンスの逃亡は成功。
スノーク
→ファーストオーダーの最高指揮官で、かなり遠隔の人間の操作もできるほど強いはずなのに、手回ししかしない。
→レジスタンスがジャンプで逃亡した時、指揮官のハックス将軍の作戦を知らず、無能呼ばわり。
→作戦があること知ったら、突然機嫌を直して有能呼ばわり。
→レイをダークサイドに引込みたくて、カイロに命令。コンタクトをとる手助けする。
→レイの事に気を取られ、椅子の肘掛けに置いておいたライトセイバーをカイロ・レンに遠隔起動され、サクッと真っ二つ。
→あれ?生きているのかな?と思わせて結局死んでる。
キャプテン・ファズマ
→EP7で準主役級の扱いで紹介されるも、いいところも出番もほとんど無し。
→EP8でリベンジかと思われたが、油断した所を元部下(フィン)にやられて火の中に落ちる。
その他も色々なキャラがいるけど、みんなグダグダ。
その他
・フォースの能力、なんでもOKになってる。
これまでフォースでできなかったことを、簡単にやってのける。そこにシビレもしなければ、憧れない。
例)ライトセイバー遠隔起動、遠隔通信、宇宙空間でも生きて移動できる、幽体離脱
まとめ
ジェダイマスターだろうが、ファーストオーダーだろうが、
悩みもするし、恐れもするし、ミスも油断もする。
実に人間臭い作品じゃないか。
映画に絶対的ヒーローや絶対悪を求める自分には、あまりに酷な作品だった。