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TVアニメ「からくりサーカス」の11話「ファンファーレ」が放送となった。
私はテレビで見られる環境にないので、Amazonプライムでの視聴。
「からくりサーカス」第11話の感想を書こうと思う。
ネタバレありなので、原作を読んでない人は注意。
からくりサーカスの進行状況はこちらでまとめた。
TVアニメ「からくりサーカス」第11話「ファンファーレ」 感想
あらすじ
中国での出来事をきっかけに、真夜中のサーカスの居場所がついに発見される。場所はサハラ砂漠。真夜中のサーカスを殲滅するべく世界中からサハラ砂漠に集うしろがねたち。鳴海はそこで、身体の一部を機械化した・しろがね-Oたちを束ねるフェイスレス司令や、砂漠地帯で活躍するしろがね・ファティマらと出会う。
ストーリーの進み
ついに始まったしろがねと真夜中のサーカスの全面戦争。
「からくりサーカス」の中でも、戦闘あり、それぞれのエピーソードあり、悲しい別れありと、かなり盛り上がる場面だ。
「しろがね-O」が満を持して登場。
パウルマン先生の時に登場しなかったジョージがここで初登場。
そしてフェイスレス司令も。
生命の水の泉を守っていた”しろがね犬”の嗅覚によって、サハラ砂漠北部に「真夜中のサーカス」を発見。
しろがね全軍で「真夜中のサーカス」に攻撃を仕掛ける。
「我らはしろがね-O。Oは中心、しろがねの中心のO。Oは始まりと終わりを告げるO。オートマータの終わりを告げるO。」
鳴海とルシール、そこにファティマが加わり、真夜中のサーカスのテントに追いついた。
中国からサハラ砂漠まで走ったしろがね犬、パネェ。
GoogleMapでざっくりと調べてみた所、中国の四川省からサハラ砂漠北部まで直線距離で約8000km。
途中に山あり谷ありで相当過酷な旅だったはず。
それを「すごい犬だぜ」の一言で済ませる鳴海さんもすげぇよ。
陸路とか正気の沙汰じゃない。
まぁ、空路は前回飛行機を落とされてるから使えないんだろうけど。
そんな心配を他所に、飛行機で集結する全世界のしろがね達。
阿紫花が久々の登場。
マサルを助けて10億という大金を手にした阿紫花は、無気力にリゾート地を転々としていた。
そこにしろがね-Oのジョージが登場。
「退屈しているのだろう、私と一緒にくれば知らない世界を見せてやれるが」
「へっなるほど…。で、お題はいかほどいただけるんで」
「真夜中のサーカス」に到着した全世界のしろがね。
原作では「しろがねは3万人いるが、それでもオートマータの方が全然多い」
そして!
馬に乗ってファティマが登場!!!!
ファティマ、超かわいい!!
そしてフェイスレス司令率いる、しろがね-Oも到着。
ここでしろがね-Oは体を機械化し、操り人形が無くてもオートマータを破壊できると説明される。
「真夜中のサーカス」には最古の四人、そしてフランシーヌ人形がいる。
フランシーヌ人形さえ倒せば全てが終わる。
しろがね達はオートマータにゲームを申し込む。
オートマータは道化として造られてているので、ゲームを好む為だ。
ゲームのルールは「代表者同士の戦いで生き残った数が多い方の勝ち」
「心得た、しろがねの皆さん。ゲームだ。」
ドットーレかっけぇぇぇぇ!
声も渋くてめちゃくちゃ合ってる!
「からくりサーカス」の声優陣、全員全く違和感ないわ。
しろがねの代表メンバーは
ルシール
ファティマ
ロッケンフィールド
ティンババティ
トーア
鳴海
ファティマ
ダールとイワノフは登場しないらしい。
声が大きく、しろがねチームのムードメーカー的な存在だったダール削除は、かなり意外。
と、メンバーを決めている間にしろがね-Oのゼノ様が、なぜか女の子走りで単騎乗り込む。
「噛ませ役、乙」と思った瞬間、あっという間にオートマータを2体仕留める。
「やるじゃん」と思ったところに、「オルセン!オルセン!」のコールと共に現れるメリーゴーランド オルセン。
ジョジョに出てきそうな顔つき。
変なデザインだけど、オルセンは相当強く、あっさりとやられるゼノ。
2番手のセクシーなしろがね-O(ナイア)も奇声を挙げながらすぐにやられる。
やられたしろがね-Oの二人共遠距離攻撃できそうな武器なのに、とりあえず突っ込んでって笑える。
まぁ、ジョージ以外のしろがね-Oは最初から最後まで噛ませだからしょうがない。
次手は鳴海。
くじ引きはなくなり、ロッケンフィールドさんからのご指名。
鳴海はメリーゴーランドの木馬部分を破壊尽くす。
「こんなもんかよ、木偶の坊」
このシーンは原作でめちゃカッコいい所!
ルシールの見せ場くらい気合を入れてほしかったなぁ。
「素敵です!」
知らず知らずのうちにファティマにフラグが立つ、モテモテの鳴海。
鳴海の戦闘の助けに入ろうとするファティマとミンシア。
それを阻止するオラーツィオとペドロリーノ。
「もう登場!?」と驚くと同時に、「この二人が出てきたと言うことは…!」と期待せざるを得ない!
ファティマの人形「スピネッティーナ」
アクロバティックな攻撃に苦戦するファティマ、ミンシア。
それをさせないために、手を破壊する作戦に。
オラーツィオは「女の子の弱点その2」を発動!
「女の子は裸を恥ずかしがるぅ」
オラーツィオはファティマの服を破り、ファティマの胸が露わに。
うおぉぉぉ。オラーツィオさん、やりおった!
そしてミンシアも引っ剥がされる。
藤田和日郎作品の女の子は脱がされる運命なのだ…。
2019.06.03 ファティマ、ミンシアの画像が「アダルト コンテンツ(性的な内容)」と判断されたので、画像を削除しました。
恥ずかしがり涙目なファティマとミンシア。
しかし、それはファティマの作戦だ。
ミンシアは敵が油断したところに攻撃を加え、ペドロリーノを撃破。
「女の子についてその3 女の子は嘘をつくものよ」
オラーツィオを糸でからめとり、トドメをさすファティマ。
オルセンの攻撃を避け、懐に潜り込み撃破する鳴海。
ミンシアに「やっと勝ったのね。遅、ダサ」と言われるも、
「大人しくしてな!しばらく休まなきゃよ!」とはだけている二人を抱き上げる鳴海。
イケメンすぎる。
ドットーレがしろがねの勝利を宣告。
ゲームは次のステージへ。
2つの扉のどちらかがフランシーヌ人形へと続く扉。
原作では扉は4つだから…結構難易度下がったなぁ。
考察・重要シーン/削除シーン
まず一番気になるのは、ルシール・アンジェリーナの過去の話がなかった事。
しかしストーリー的にはかなり重要な部分でなので、削除ではなく後半戦で語られるだろう。
おそらくルシールの人形が登場するシーンあたりで一緒にやるのではないかとお思われる。
真夜中のサーカスの突入前の会話がかなり削除され、「明晩午前零時まで真夜中のサーカスを足止めせよ」の司令も無い。
最終目標として必要な事だと思うが、原作でも序盤は「足止め」の理由は明かされなかったので、後半に明かされるか?
もしくは最終的な決着方法の変更もあるのか?
オートマータ側にいるしろがね、ルシールと同郷のアルメンドラが登場せず。
彼女が出てこないと、フランシーヌとルシールの関係を明かしてくれる人がいなくなってしまうが…。
それを明かさないと謎が結構残ってしまう恐れが…。
ダール、イワノフの削除。
しろがねチームのムードメーカー的存在のダールが出てこなかったのは意外だった。
イケメン・イワノフも残念でならない。
今回だけでも阿紫花の心境、ロッケンフィールドさんの家族、ドットーレは「味覚」に・コロンビーヌは「恋愛」に興味を持っているなどの、キャラの掘り下げが非常に少ない。
時間の関係で仕方ないのだろうけど、掘り下げが少ないとキャラクターへの愛着も薄くなってしまう。
これはもう、「アニメで気になったらぜひ原作を読んで!」という事でよいのかな。
なんやかんや書いたけど、色々削除されている分、アクションシーンに時間が多く使われていた。
しろがね-Oの初戦闘、鳴海の戦闘や、ファティマ・ミンシアペアの戦闘が描かれた。
特に鳴海のメリーゴーランド破壊は迫力もスピード感もあり素晴らしい。
ファティマの人形を操る姿もかっこよかった!
ジョージの登場、久々の阿紫花登場にもテンション上がった。
せっかく登場したジョージ。
「ピアノを弾いてくれって言われたんだぁ」の話は削除されないと良いなぁ。
まとめ
アニメ「からくりサーカス」第11話の感想を書いた。
削除・変更点が多かったが、アクションシーンが多くてカッコいい回だった。
初登場キャラ多かったけど、全員声がバッチリ合っていたのが素晴らしい。
特にドットーレの声は見事!
今回から突入した「真夜中のサーカス」編は、今後どんどん盛り上がるはず。
次回以降も楽しみに待ちたい。
アニメで「からくりサーカス」が気になった人は、アニメでは描かれていない魅力的なシーンが沢山あるので、ぜひ原作も読んで欲しい。