TVアニメ「からくりサーカス」第1話 感想。今後が楽しみになる大満足な仕上がり

マンガ・アニメ




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ついに始まったTVアニメ「からくりサーカス」。

私はテレビで見られる環境にないので、Amazonプライムでの視聴。

Twitterでは結構な賑わいを見せていたようで、評判も上々なようだ。

 

今回はTVアニメ「からくりサーカス」第1話の感想を書こうと思う。

ネタバレありなので、原作を読んでない人は注意。

TVアニメ「からくりサーカス」第1話 感想

ストーリー

あらすじ

小学5年生の才賀勝(さいがまさる)は父親の事故死によって莫大な遺産を相続したことをきっかけに命を狙われていた。 そんな折、青年 加藤鳴海(かとうなるみ)は偶然にも勝と出会い、手を差し伸べることを決意する。しかし、勝を追ってきたのは人間ではなく高い戦闘能力を持つ人形使い達であった。 窮地に陥った二人は突如姿を現した懸糸傀儡(マリオネット)を操る銀髪の少女しろがねに助けられる。 こうして、日本で出会ったこの3人は数奇な運命の歯車に巻き込まれていく

原作通りの第一話

第一話は、若干のセリフのカットや変更はあったものの、原作ほぼそのまま

冒頭に真夜中のサーカスと最古の四人が追加されている。

真夜中のサーカスが人々を苦しめ殺していく、ダークなシーン。

原作にはない追加シーンだ。

パンタローネ様、めちゃめちゃカッコいいです。

 

ストーリーの進み具合

アニメ第一話は、原作の第二話まで。

マサル、鳴海、しろがねの出会い〜阿紫花・プルチネルラの登場までが描かれた。

 

「うしおととら」もそうだったが、導入部分はかなり丁寧に描くようだ。

ちなみに「からくりサーカス」の原作は全425話。

この調子で全部描いたら213話、18クールかかってしまう。

 

TVアニメは3クール全36話と決まっているので、今後カットされるシーンはかなり多いだろう。

原作者の藤田和日郎が監修しているので、そこまでダメにはならないと思うが…不安は拭いきれない。

「うしおととら」でもかなりのカットシーンがあって、アニメから入った人は西の長とか「どちら様?」だったし。

 

からくりサーカスは風呂敷を広げまくって、それをキレイに回収するのが魅力の一つだが、それを36話で表現しきれるのかね。

作画

私は作画はあまり気にしないタチだが、かなり気合が入った作画のように感じた。

特に感動したのが、操り人形の糸がキラキラ光るのが非常にカッコいい。

マンガで糸は黒い線で描かれるが、アニメではキラキラと光って特殊な糸を使っている感じがよく分かる。

戦っている最中、操る糸が画面いっぱいに飛び交うと、戦いの激しさやスケール感が分かりやすく、とてもいい演出のように思う。

こちらも全く問題なし。

マサルの声は女性が当てているが、少年なので多少高い声も全く気にならない。

鳴海の小山力也、しろがねの林原めぐみは、さすが一流の演技力だ。

 

音楽

OPテーマはBUMP OF CHICKENの「月虹(gekkou)」で、からくりサーカスの雰囲気にとても合っている。

注目はCGで描かれた禍々しい雰囲気の真夜中のサーカスのシルエット。

相当にかっこよく、繰り返し5回は見た。

 

EDテーマはロザリーナの「マリオネット」

”しろがね”の歌として作られた曲。

笑うことが出来ず、自分のことを操り人形だと思っているしろがねの心情を描いたような切ない曲だ。

 

そして、それ以上に「からくりサーカス」のBGMが素晴らしい。

特に下記3つの曲が、シーンも相まって感動・鳥肌モノだった。

  • 鳴海の「にっこり、笑うしかねえけどよ!」
  • しろがねの登場
  • 阿紫花の怪しげなシーン

アニメで初めてサントラ買うかもしれん。

まとめ

第一話はファンとしても大満足の仕上がりになっている。

「この調子で行けば」かなり期待のできるアニメになるはず。

2話以降も期待したい。

 




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男 1983年生まれ
”コンパクトなデバイス”、”マンガ”、”メガネ”をこよなく愛する。
イラストの肩に乗ってるのはめそ…じゃなくてペットのフェレット2匹。