アニメ「からくりサーカス」第12話 感想・考察/フェイスレス散る。そしてフランシーヌ人形の元へ。

マンガ・アニメ




TVアニメ「からくりサーカス」の12話「『顔無し』司令」が放送となった。

私はテレビで見られる環境にないので、Amazonプライムでの視聴。

「からくりサーカス」第12話の感想を書こうと思う。
ネタバレありなので、原作を読んでない人は注意。

からくりサーカスの進行状況はこちらでまとめた。

TVアニメ「からくりサーカス」はどこまで進んだ?原作と比較(第21話まで反映)

2018年10月30日

TVアニメ「からくりサーカス」第12話「『顔無し』司令」 感想

あらすじ

「真夜中のサーカス」テント内にて、メリーゴーランド・オルセン、アクロバットブラザーズに勝利した鳴海たち。次に現れたのは、どちらかがフランシーヌ人形の部屋に続いているという二つの扉。鳴海たちは二手に分かれて突破を図るが、扉の先で新たな敵が待ち受ける。

ストーリーの進み

第1試合が終わり、第2試合へと続く扉の前から始まる。

前回の戦闘で深い傷を追ったミンシアとファティマは医療用カプセルで治療のため、ルシールと共に一時戦線離脱。

その他のしろがね勢は二手に分かれて扉に入る。

一方は鳴海、ロッケンフィールド、トーア、リィナ。

もう一方はフェイスレス、ティンババティ、しろがね-O2人、しろがね犬。

扉を抜けた先の道のりで、自己紹介をするロッケンフィールドさん。

「命を粗末にするしろがねが気に食わない」という鳴海に対して、

ロッケンフィールドさんは「家族のため」、トーアは「祖国に婚約者がいる、帰ったら結婚するつもりだ」と。

死亡フラグを立てすぎぃ。

たどり着いた部屋で、オートマータに同士討ちを命じられる。

4人のうち、戦って生き残った2人だけが先へと進めるルールだ。

ロッケンフィールドを背後から狙ったリィナを撃退する鳴海。

ロッケンフィールドとトーアは闘うことを覚悟し、人形を繰り出す。

ロッケンフィールドのペンタゴナ・ノッカー、トーアの黒き門(シュバルツエス・トーア)。

マンガでもかっこよかったが、カラーで見るとまた違った良さがあるな!

黒き門、胸にバットマンみたいなマークが(笑

鳴海は「嫌だね」「人から言われて戦うなんざ、まっぴらだ」と戦いを拒む。

ここは藤田和日郎おすすめのシーンだ。



 

戦いを拒んだことで、無数の針が鳴海達を襲う。

それを素手で叩き落とす鳴海。

ロッケンフィールド、トーアは守れたが、鳴海は穴だらけになってしまう。

二人を先に行かせ、残った鳴海とリィナで壁を破壊して、もう一方のグループの部屋へ到着する。

フェイスレスたちのグループのしろがね-O2人はオートマータにすでにやられていた。

本当に良い所なしのしろがね-O…、なんのために改造されたのか(汗

フェイスレスを疑う鳴海の不審を解くため、フェイスレスは一人でオートマータに戦いを挑む。

フェイスレスの攻撃は「分解」。

「土は土に。灰は灰に。忌まわしきオートマータは歯車に」

一瞬でオートマータを分解するフェイスレス。

「3解」の異名をもつフェイスレス。

「分解」「溶解」最期の一つは「オートマータを完全に沈黙させる秘密の技」

扉を溶かして進もうとする鳴海たちに立ち塞がるオートマータ。

 

その頃、医療用カプセルで復活するミンシア。

ルシール達は鳴海達とは違う別ルートでフランシーヌの元へと向かう。

 

イタリアから日本を経由し、サハラ砂漠へとヘリで移動中の阿紫花とジョージ。

銀の煙に突入すると阿紫花の体調・ヘリの調子が悪くなる。

煙に見えるのは、実は極小のオートマータ。

これがゾナハ病の原因となっている。

ジョージはゾナハ病にかかった阿紫花を助けるため、指を切り血を飲ませようと…

「あ、まちがえた」

おぉぉ!やってくれた!さすがジョージさんや!

これには藤田和日郎も大喜び。



 

そして鼻に突っ込んだその指を口へ…(笑

「助けてやる。だから手伝え」

二人は荷物とともにヘリから脱出する。

 

オートマータとの戦闘が開始。

オートマータは鳴海が惹きつけ、ティンババティとリィナを先に行かせる。

オートマータ1体は撃破したが、壁からローリングスラッシャー(針のついたローラー)が出現。

フェイスレスは「5分だけ生き延びたまえ」と言うと、壁を溶かし始める。

しかしながら、たった30秒でオートマータを撃破する鳴海。

撃破した勢いで、ローリングスラッシャーに巻き込まれるかと思った瞬間、回転が止まる。

回転が止まった理由は、ローリングスラッシャーの歯車にフェイスレス自身が絡まったから。

「やぁ、なんとか5分持ったねぇ。だから君は生き延びた。」

ここでフェイスレスが脱落。

…なるほど、鳴海は5分も戦っていたようだ。

それが30秒に短縮されていたらしい。

やっぱりアニメの戦闘シーン、あっさりしすぎだよなぁ。

鳴海は傷は負っているものの、すぐに倒しちゃうから敵の強さも全然わからんし。

ちなみに、原作だと鳴海はドン引きするくらい怪我を負うので、アニメから原作を見た人は抵抗あるかもしれない。

 

真夜中のサーカスに着いた阿紫花とジョージ。

そこには辺り一面のしろがねとオートマータの死体。

外では激しい戦いが繰り広げられていたようだ。

 

鳴海はトーアと合流。

トーアは鳴海に「婚約者がいるのは嘘だった」と説明。

どうしてそんな見栄を張った(笑

 

トーアはゾナハ病にかかった時にフランシーヌ人形を見かけて、それを美しいと思ってしまった。

フランシーヌ人形と共に、過去の自分も消し去りたいと話す。

それが「婚約者がいる」という嘘とどう繋がるのかイマイチわからないまま、ロッケンフィールドたちに合流。

そこにはオートマータ最強の最古の四人。

そしてしろがね達の最終目標のフランシーヌ人形がそれを見下している。

考察・重要シーン/削除シーン

タイムリミットの話が全く出てこないのがとても気になる。

前回も書いたが、「明晩午前零時まで真夜中のサーカスを足止めせよ」の司令がない。

原作の「真夜中のサーカス」編では上記司令があるので、時間経過が大きく関わってくるのだが…

もしかしたらアニメでは違う方法での終わり方が待っているのかも。

 

鳴海がしろがね達と交流を深める休憩タイムが削除となった。

休憩タイムでしろがね同士にも交流がある事、キャラクター性、それぞれの理由で戦っている事が分かるはずだった。

キャラクターを掘り下げるにはこういうシーン欲しいが…残念ながら削除された。

 

それでも他のシーンでロッケンフィールドの家族の話、トーアの過去の話をちゃんと語ってくれたのは嬉しい。

やはりこういう語りがあるとないとでは、キャラクターへの感情移入が違ってくる。

休憩タイムが削除されてしまったので、ティンババティとの腕相撲は無し。

もうティンババティと鳴海のからみは無いかなぁ。

 

キャラクターの削除と、扉の数を減らしたおかげで、かなり時間の節約になった印象だ。

後2〜3話で「真夜中のサーカス」編も終わりになりそうだ。

まとめ

アニメ「からくりサーカス」第12話の感想を書いた。

フェイスレスの戦闘シーンはあっという間に終わってしまったけど、かっこよかったなぁ。

削除されなかった、阿紫花とジョージの「あ、間違えた」のシーンとか、本当好き。

藤田和日郎は、真面目なシーンにさらっとギャグを突っ込んでくる。

それを雰囲気を壊さずに行うのがまたすごい。

限られた話数の中でギャグシーンは殆どカットされてしまっている。

今回のようなギャグシーンはファンとしてはかなり嬉しい。

 

さて、今回の第12話で1クールが終了となったので、後日全体的な感想を書こうと思う。

13話は年明けの1月10日より放送。

 

アニメで「からくりサーカス」が気になった人は、アニメでは描かれていない魅力的なシーンが沢山あるので、ぜひ原作も読んで欲しい。