アニメ「からくりサーカス」第15話 感想・考察/明かされるマサルの出生の謎

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TVアニメ「からくりサーカス」の15話「はじまりの場所へ」が放送となった。

私はテレビで見られる環境にないので、Amazonプライムでの視聴。

「からくりサーカス」第15話の感想を書く。
ネタバレありなので、原作を読んでない人は注意。

からくりサーカスの進行状況は下記記事でまとめている。

TVアニメ「からくりサーカス」はどこまで進んだ?原作と比較(第18話まで反映)

2018年10月30日

TVアニメ「からくりサーカス」第15話「はじまりの場所へ」 感想

あらすじ

自身の出生の謎を知るべく、一人仲町サーカスの元を離れる勝。訪れたのは、かつて母と暮らしたアパート。母の死をきっかけに才賀家に引き取られたことを思い出す勝だが、父・貞義の顔はどうしても思い出せない。さらに移動する中で祖父・正二との会話に思いをはせた勝は、自身が生まれ変わった始まりの場所、からくり屋敷へと向かう。

ストーリー

主人公は「サーカス編」のマサルへと移る。

第9話で自分探しをするために仲町サーカスから家出をした後から話は始まる。

マサルの母親は、父親才賀貞義の愛人だった。

しかし資金的な援助は受けられていないようで、かなり貧しい生活をしていたようだ。

そんな中、母親は倒れて亡くなってしまい、マサルはひとりぼっちになってしまう。

その後、弁護士に連れられて、父親の元へやってくる。

父親の屋敷で暮らすことになったマサルだが、どうしても父親の顔が思い出せない。

泣いてばかりだったマサルに、おじいちゃんの才賀正二が優しくしてくれて、元気づけてくれる。

正二から「もしお父さんがいなくなって、変なことがあったら、カバンを持って逃げなさい。しろがねがきっと守ってくれるだろう」と伝えられる。

そしてそれはその通りになる。

父親が死んで遺産をすべてマサルが継ぐことになるが、そこからマサルの命にかかわるような事が起こり始める。

そんな中でマサルは鳴海としろがねに出会った。

 

マサルは爆発の火事で燃えてしまった軽井沢へ訪れる。

マサルが「今の僕」になった場所。

そこで管理人へ「マサル」と名乗ると、才賀貞義から「30年前に頼まれた」と鍵と手紙を預かる。

父親が30年前に”マサルが軽井沢へ来ることを予想していた”。

その事にマサルは恐怖する。

マサルは手紙に書いてあった部屋へと向かう。

扉を開くとからくりが作動し、明かりが付き、レコードから父親の声が流れてきた。

レコードの音声は「記憶の伝達が完全ではなかった時のため、私はこの部屋を残しておくことにする」と始まった。

「知りたいのだろう、なぜ今の状態にあるのか、養子である自分になぜ父は莫大な財産を譲ったのか」

「脳細胞の外側第一層から開始した脳の操作及びダウンローディングのどの段階でミスが生じたか分からんが、再生の不完全になりうる可能性は会った」

マサルは父が何を言っているのか全く理解ができない。

レコードは続ける。

「お前は才賀勝ではない」

「マサルにすべてが譲られたのではない。才賀貞義が私自身に譲ったのだ」

「才賀貞義は才賀勝になったのだ」

才賀貞義は自分の記憶をマサルの脳に書き込んで、中身が貞義であるマサルを作ろうとしていた。

その事にショックを隠せないマサル。

「嘘だ、嘘だ、嘘だ」

 

ショックを受けたまま部屋から出ると、外には大きなツヅラを背負った2人が待ち構えていた。

「黒賀の里の人形遣い」と名乗った2人は、マサルの事を「貞義」と呼び、傀儡人形を取り出して攻撃を仕掛けてくる。

ギリギリのところで部屋へ戻るマサル。

部屋においてあった「貞義」が自分用に作ったマリオネットを使おうと鍵を開けるが、使い方がわからない。

そこにどこからともなく「鍵穴の横に指を入れる穴が開いたから、そこに手を入れるんでしょ!」と声をかけられる。

マサルはその声にしたがってマリオネット「ゴイエレメス」を操り、黒賀の人形を一体撃破。

アドバイスをくれたのは、貞義が作ったオートマータ「グリュポン」だった。

もう一体の黒賀の人形が襲いかかってきたので、もう二体目のマリオネット「キャプテン・ネモ」で応戦。

グリュポンのアドバイスで、黒賀の人形を撃破。

人形を壊された黒賀の衆は一旦退散する。

マサルは「聞きたいことがたくさんある」と三体目のマリオネット「ジャック・オー・ランターン」に乗って飛び、黒賀の衆を追いかける。

シーンは変わり、黒賀村。

才賀正二の容態を案ずる黒賀の衆。

目を覚ました正二は、「貞義は死んだのだろうか」と確認をすると

「軽井沢に才賀勝と名乗った子供が現れた」と報告を受ける。

その事により、正二は「貞義がマサルにダウンロードしてしまったのか」と嘆く。

マサルは車で逃げる黒賀の衆を、ジャック・オー・ランターンで飛んで追う。

黒賀の長から「貞義を連れてくるように」と命令を受けた黒賀の衆。

マサルは捕縛用の武器で捕まってしまう。

マサルが目覚めるとそこには正二がいた。

おじいちゃんが生きていることに喜び、駆け寄ろうとするマサル。

しかし正二は険しい顔で「止まれ!貞義!」と叫ぶ。

全身が映し出された正二は手と下半身を失っていた…。

考察・重要シーン/削除シーン

今回は削除されたシーンはさほど目立たなかった。

今回はずいぶんと丁寧に描いたなという印象だった。

 

気になったのは黒賀の衆の3人組が2人組になっていたことくらいかな。

原作と比べてみると、細かい会話などが削除されているが、さほど重要じゃないように思う。

なにげにショックだったのが、グリュポンが青かった事。

ずっと茶色だと思ってたから、違和感半端ない。

それと声(永澤 菜教)も違和感感じたなぁ。

 

まとめ

アニメ「からくりサーカス」第15話の感想を書いた。

主人公のマサルの出生の謎が解かれる回で、ストーリーのかなり重要な部分なので、かなり丁寧に描かれていた。

前回までの「真夜中のサーカス編」からの盛り上がりから見ると、どうも退屈に感じてしまうが、実はかなり重要な場面となっている。

何気ない回想シーンが、後半になって「マジか!あのシーンが!?」となるはずだ。

からくりサーカスはそのようなシーンが多いので、無闇矢鱈にシーンを削除できないはず。

これまでアニメではかなりのストーリーを削除してきたが、矛盾は生んでいないはず(説明不足はある)。

構成するのかなり大変だろうなぁ。

 

アニメで「からくりサーカス」が気になった人は、アニメでは描かれていない魅力的なシーンが沢山あるので、ぜひ原作も読んで欲しい。

特にコミック17〜22巻、ワイド版9〜12巻の「真夜中のサーカス編」はオススメだ。