アニメ「からくりサーカス」第8話「一瞬の始まりと終わり」 感想。個人的神回。ルシール最高。

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TVアニメ「からくりサーカス」の8話「一瞬の始まりと終わり」が放送となった。

私はテレビで見られる環境にないので、Amazonプライムでの視聴。

 

「からくりサーカス」第8話の感想を書こうと思う。

ネタバレありなので、原作を読んでない人は注意。

 

からくりサーカスの進行状況はこちらでまとめた。

TVアニメ「からくりサーカス」はどこまで進んだ?原作と比較(第10話まで反映)

2018.10.30

TVアニメ「からくりサーカス」第8話「一瞬の始まりと終わり」 感想

あらすじ

新たな仲間・ナイフ使いのヴィルマが加わった仲町サーカスは、集めた興行資金により、伊豆にてようやく公演の時を迎える。いよいよ公演が始まるというそのとき、太平洋上空では鳴海、ギイ、ルシールが真夜中のサーカスの痕跡を求めて、上海行きの飛行機に搭乗していた。しかし、機内には自動人形も乗り込んでおり、激しい交戦状態に陥ってしまう。

ストーリーの進み具合

第8話は「サーカス編」からスタート。

 

サーカスを興行する資金繰りのために、ビーチクイーンコンテストに出場するしろがね。

持ち前の美貌+体の柔らかさで圧勝。

賞金は家族の中町サーカスで使うと宣言+宣伝

リーゼは猛獣使いでなく、犬や猫を操る小動物使いとのこと。

そして、ここでまさかの「ビースト」の話が!

原作と同じく、リーゼの姉はビーストに殺されていた。

そのため、猛獣が使えなくなったと話す。

心の何処かにビーストへの復讐心はあるが、一番やりたいことは「サーカス」。

それに安心するマサル。

「よかった、リーゼさんが復習なんかに囚われないで」

「はい、囚われるより、操るほうが楽しいですから。」

だれが上手いこと言えと(笑

ここで少し恋愛フラグ立てたか?

マサルを遠目で見ているヴィルマに警戒をするしろがね。

ヴィルマ「あんたの坊やはもう狙わないって」

ヴィルマは一生できないと思っていたサーカスができて楽しい、諦めかけた元彼と会うときのようだと話す。

しろがねに「男くらいいたんでしょ?」と迫るヴィルマ。

しろがね「私が受け入れた人などいなかった。私は攻撃しただけ」

鳴海のことを思い、話し始めるしろがね。

しろがねの目に溜まる涙。

「もしももう一度会えたなら、本当に謝りたい」

ヴィルマに「そいつのこと愛してたんだね」と指摘され、「分からない」と言つつもしろがねは頬を染める。

 

シーンは代わり、「からくり」編へ。

飛行機で中国へ移動中の鳴海たち。

ギイのところにボールが飛んできて、子供が誤りに来る。

無表情にボールを返すギイ。

鳴海「てめぇの口が回るのは女を口説く時だけかよ」

ギイ「他に必要ないからな」

乗客に紛れ込んでいたオートマータ。

機内でオートマータとの戦いが始まる。

「ゲームとはよく言った。この飛行機が墜落すればオートマータの勝ち、無事着陸できれば君らが勝ちというルールのな」

鳴海がオートマータを攻撃するが…

爆発するオートマータ。

飛行機に大きな穴が空いてしまう。

操縦室ではオートマータが乗り込んできて、「みんな死んでよ」と要求をする。

爆発したオートマータは、切ったり突いたりすると爆発する「ディストリュクシオン」

闘うための広いフィールドを作るためにチェンソーで客席を壊し始める。

ものの数秒で綺麗さっぱりになった機内。

掃除もしたのかな?破片すら殆ど無い。

鳴海たちはそれをただ見てたのか、と思うとちょっと笑える。

素手でオートマータを倒せる鳴海は噂になっていて、鳴海と戦いたいオートマータが揃っている。

素手でなら爆発しない仕様のようだ。

闘うためにマスクを着ける鳴海。

「鳴海が攻撃を喰らったら、子供の指を一本ずつ折っていくのさぁ」

「僕は痛みを感じないので、人の痛みも分からないんだ」

子供の指よりも、オートマータを沢山壊してきたこの指を折れば良い、と提案するギイ。

その案が受け入れられ、スタートするオートマータとのゲーム。

オートマータの攻撃をいなして、攻撃を当てる鳴海。

しかし、折られるギイの指。

「触れただけでも一発と換算するのさぁ」

このセリフは原作よりも分かりやすい。

原作だと「一撃でも入れることができたら指を折る」と言っていて、少し分かりにくかったため、この改変は有り難い。

原作でのモヤっとをスッキリしてくれた一言だった。

鳴海とオートマータの戦いは続行

子供が危険になっても眉一つ動かさないギイに「分からねぇ」と叫ぶ鳴海

どんどん折られるギイの指。

子供に「お兄ちゃん痛くないの?」と言われ、子供を不安にさせないように「あぁ全然痛くないさ」と返す鳴海。

そこでギイも同じように、子供を安心させるために「痛みを感じない」と言ってた事に気がつく。

ゲームに参加しているオートマータを1体を残し、全て倒しきる鳴海。

最後のオートマータ「僕は他のとは違うよ。早いし痛いぜぇ」

「だからどうした、かかってきなおもちゃ野郎!」

操縦室にいるオートマータと闘うルシール。

「空だろうが地を這う虫だろうが、オートマータのものなんて地球上には一切無いのさ」

 

素早いオートマータの足元をくぐり、背後から一撃を喰らわせる鳴海。

こいつ、原作では結構強くて苦戦するんだけど、アッサリと撃破。

「ディストリュクシオンを自爆させない方法くらい、指がとうに知ってるさ」

うおぉぉ!ババァかっけぇぇぇぇ!

本当、ルシールは超カッコいいババアだな!

ババァキャラで一番好きだわ。

瀕死のオートマータに子供が襲われ、新しい聖ジョルジュの剣を使う鳴海。

なんとチェーン付き。

しかし刺してしまったので、自爆するオートマータ。

ギイが飛び出し、オリンピアと自身でオートマータの爆発を受け止める。

「シェイクスピア曰く、自ら飛び込む方が良い。手をこまねき待つよりも…か。」

相当なダメージを受けるも、生きていたギイ。

一件落着したかと思いきや、外にはオートマータの別働隊。

「スパッツア様のパワーショー」

狙いはエンジン。

 

さらっと操縦しているルシール。

ボロボロで指が三本しか残っていない、それでもスパッツアを倒すために空にでるギイ。

「帰ってきなギイ!殴ってやる」

「無粋だなぁ。こんな時はエスプリを効かせてこう言ってもらいたいものだな」

「Bon Voyage(良い旅を)」

 

「サーカス編」に一瞬もどり、サーカスが始まろうとしている。

しろがね、いい笑顔。これも作り笑顔なのが少し悲しい。

リーゼが超かわいいんですけど…。

 

また「からくり編」に戻り、ギイの空中戦。

空を広く使った、ド派手なCGアクション。

これは作者の藤田和日郎も「漫画では表現できなかった」と、今回の見どころとして挙げている。



 

弾切れになり、つかまるギイ。

トドメを指しに来るスパッツア。

「ありがとよ、わざわざ近づいてくれて」

「ついでにいうと、弾切れも嘘なのさ」

瀕死になったスパッツアは、最後に自爆してエンジンを破壊しようとする。

それをギイ阻止し、爆発。

飛行機の不時着を試みるルシール

 

中町サーカスが始まろうとしてたその時、大きな揺れが起きる。

 

中町サーカステントの横に不時着してきた飛行機。

様子を見に出たしろがねが何かを感じる。

 

見覚えのあるシルエット。

「まさか、まさか」とかけよるしろがね。

 

しかし、そこには誰もいなく、「気のせいだったか」と落胆する。

操縦席ではルシールがやられていた。

まだオートマータとの戦いは終わっていなかった。

鳴海の攻撃をくらい、瀕死になったオートマータがマサルを襲う。

それを体を呈して庇うしろがね。

そこに鳴海が登場し、オートマータを仕留め、しろがねとマサルを抱きかかえて爆発から離れる

マサルとしろがねは「鳴海かもしれない」と振り返るが、砂埃の中に消える鳴海。

考察・重要シーン

第8話は原作11話分。

急ぎ足だったが、見せ場はかなりかっこよく見せてくれた。

特にルシールのシーンは相当気合入っている。

現状、アニメ「からくりサーカス」の中で一番カッコいいシーンだと思う。

 

今回の重要シーンは「リーゼのビーストの話」

リーゼは登場はしていたものの「猛獣使い」と紹介されただけで、セリフすらまともになかった。

しかし、今回「ビースト」とそれに殺された「姉」の話が出てきた。

「ビースト」はその後どうなったか語られておらず、リーゼは「復讐心があるかも」と言っているので、「ビースト」は生きていると思われる。

流石に名前をだしてそのままと言うことは無いだろうから、「ビースト」は何らかの形で登場するはず。

かなり後半のドクトル・ラーオ戦辺りに登場して、リーゼの覚醒と同時に描く…と予想してみる。

 

削除・変更シーン

三牛親子、リョーコ、法安が登場しなかった。

キャストでヴィルマと一緒に発表されなかった時点で薄々感じていたが、恐らく彼らは登場しないだろう。

三牛親子は正義感ある主人公たちの中で、人間味があっていいキャラしていただけに残念。

 

また、飛行機内でのオートマータとの戦闘も、サクッと終わってしまった。

原作では最後に鳴海が戦ったオートマータは強く、苦戦している。

パウルマン先生同様、オートマータの強さが感じられないのが残念だ。

 

まとめ

第8話はギイとルシールの見せ場回だった。

ギイの空中戦、ルシールの「指がとうに知ってるさ」は鳥肌が立つほどのかっこよさ。

個人的な感想としては、8話までの中で一番好きだ。

 

アニメ「からくりサーカス」は完全に満足…とは言えないが、想像以上のクオリティの高さに驚く。

この後に控えている、鳴海の師匠、パンタローネ様、チャイナ・ホーの戦いに相当期待している。

 

先日、EDテーマのロザリーナが歌う「マリオネット」が発売となった。

「マリオネット」はしろがねを歌った曲だが、CD2曲目の「タナトス」は白金(バイジン)を歌っているようだ

原作をしっかりと読み込んで作った歌らしい。

【期間生産限定盤】はCD+DVD、アニメ仕様ジャケットとなっている。

 

アニメで「からくりサーカス」が気になった人は、アニメでは描かれていない魅力的なシーンもたくさんあるので、ぜひ原作も読んで欲しい。